033|新生活
新生活において環境がかなり変わる人も多いだろう。
僕も新社会人としてその中の一人なのかもしれない。
僕は思う。
小6から中1、中3から高1、高3から大学1、そして社会人になるタイミングと、これまで大きな転機となる春を経験してきた。
これらはそれぞれ最高学年から最小学年になるタイミングである。
中学三年生は中学校の中では最高学年だが、翌年には高校一年生となり最小学年となる。
同じように高校三年で高校生の中で一番大人でも、翌年で大学一年となれば大学内ではまだだいぶ高校生感が抜けず、上級生から見ると案外わかるものだ。
何が言いたいかというと、最高学年の次には最小学年が待っているのだ。
前にいた世界では一番上でも環境が変われば一番下になる。
そして僕はその点では人生で一番の落差をこれから経験するだろう。
学生時代が終わり社会人一年目は、今まで経験してきた一番下とは比べ物にならないくらい、一番上が遠い存在となるだろう。
年の差も今までとは比べ物にならないし、右も左もわからない。
会社への恨みも出てくるかもしれない。
どうなるかわからないが、もがいていくしかないのかもしれない。
ただ一番下である時期しか見れないものもあるかもしれないし、その時期に感じ、触れ合うものがこの先につなっがっていくのかもしれない。
健闘を祈る。自分の。