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時間軸をずらして考える
子どもと接していると、愛おしく思う時もあれば、イラッとくることもあり、毎日が異種格闘技をしているような気持ちになります。どうも、のぎ@ダブルケア兵庫です。
今日はそんな試合が続く日々に、なるほど!と思ったとある経営者さんとの話です。
仕事の打ち合わせから脱線して、とある経営者さんと子育ての話になりました。子どもの年齢も近いこともあり、私にとっては雲の上のような存在の方ですが、勝手に親近感を抱いています。
従業員さん達を大切にしているなと会話の節々に感じていたので、何かコツがあるのか聞いてみました。
「時間軸をずらすと見えてくるものがあるよ」
従業員さんを観察するときに、まずは自分の今の子育てを振り返るそうです。やんちゃしているな、いたずらした時のことを思い出したり、可愛らしい仕草やエピソードを思い浮かべる。
その後、従業員さんにも、きっとそんな時代があったんだなーと時間軸をずらして、その方の子ども時代を想像してみるそうです。
そうすると、モヤっとしたものが薄まり、「まぁいいか、今この子も頑張っているし(持ち味を)伸ばせばいい」と考えられるようになったそうです。
会社経営で忙しいなか、家庭にしっかり関与しているからこその見方かなと感じました。
男性の育休取得率も上昇していますが、ただ取得するだけでなくて、取得したうえで子育て経験を家庭(特に対パートナーへ)、職場に還元することに意味があるのではないかと思います。経営者さんの「時間軸をずらす」というのも子育てを通じた貴重な経験を職場の人材育成といった視点に活かしているのかなと感じます。
なかなかダブルケア経験を還元できるところまでは至っていませんが、介護も育児経験も想像力を養う点では貴重な経験をしていると日々感じています。そんな経験をふまえてこれからも書きたいことを書いていこうかと思います。
【お知らせ】
毎年2月2日は「ダブルケアの日」、そして2月2日から28日は「ダブルケア月間」です。
ダブルケア兵庫では、2025年はダブルケアという言葉を広める活動でパネル展を開催します。
◾️日時
2025年2月11日(火)14時から16時(開場13時)
◾️場所
西宮市勤労会館大ホール
◾️その他
県民フォーラム〜ケアって尊い。みんなで描く!ケアで日本を笑顔にする未来〜、KAiGO PRiDEが企画する現役介護職のポートレート同時開催
ぜひお越しください。