つくるは、喜び -カーエンジニアのスミオさんの普通のお休みを撮影して-
今日はカーエンジニアのスミオさんの普通のお休みです。
自動車メーカーに長年勤め、車の形状を決める役割を果たす彼。
お休みの日も彫金で制作をし、ものづくりに携わる日々です。
この日は間も無く開催されるマルシェへの出品に向けた作品作りに勤しんでいました。
「アルミは柔らかいから加工はすぐできるんですよ」と何気なく言う彼。
糸鋸で桜の花のパーツを1時間もかからずに作っていました。
どのように正確に素材や道具を扱うか経験上分かっているから出来ることなのだと感じました。
実際に、スミオさんは私の通信制大学時代同じ年に卒業された方で、在学当時から職人気質が際立っていました。
同じ学生ではあるけれど、技術や姿勢など、学ぶ部分が多く、お話していても「なるほど」と発見する事が多い方でした。
そんな熟練の技術を持つ彼。
仕事でもプライベートでも共通する「嬉しい瞬間」は、同じ感性を持った方が現れた時だと言いいます。
「こんなのが欲しかった」とか、「こういうの、自分でも作ってみたい」と声をかけられると喜びを感じるとの事です。
かくいう私もこうして動画を作成してできるだけ毎週1本公開をしています。
そして良い反応がもらえると心の底が疼くような嬉しさを感じるものです。
その中には視聴回数やいいねの数、登録者数が増える事も含まれますし、私のやっているチャンネルの特性上、撮影させていただいた方の反応もとても大きいです。
時々「どうしてYouTubeをやっているの？」と聞かれる時があるのですが、いい反応をもらえる事が多く、喜びを得られるからというのが理由の大部分だと言えます。
他にも子どもの頃から何かを作る事が好きで、作っていないと心が安定しないという理由があるのですが、やはり他の方からのいいリアクションがあると強く「これからもがんばろう、もっと強い動画制作者になろう」という気持ちが湧いてきます。
その点ではスミオさんが喜びを得られる瞬間に大共感ですし、何かを作る者の大半はこの瞬間があるから作るのが好きなのではないでしょうか。
これからも少しずつ、様々な方の普通の日々を切り取って美しく編集していこうと思います。