迷路で生き、パズルを作り上げる
未来の話をする。
僕は、正式な恋人を作ったことがない。
何故かと言えば、人が好きだからだ。
特定の誰かを好きになることがないかもしれない。
あるとしたら、一途になりすぎて、自分でブレーキをかけてる。
もう一つの理由は、やたら目立つからだ。
たまにアクセサリーのようにコロコロ恋愛している人を変える人がいるけど、どうなるかわからないけど、僕は1人の人しか一生で愛さないと思う。
まだそういう人には出会っていない。
女の人と喋るのは怖くないし、男の人は友達としてはいいけど、恋愛対象じゃない。
これは、人生の根幹に関わる問題だから、ちゃんと考えておくべきかもしれない。
この人いいじゃん、と言われたことはあるけど、別に気持ちが動かなかった。
優しい性格からか、どう思われてるのかわからないけど、好きになられることはよくあった。
でも、自分から振ることが多かった。
別に自分はかっこよくないのにカッコいいと言われるとなんか腹が立つ。
変わっているのかもしれないけど、可愛いは素直に受け止められた。
でも今は、好きとか愛してるとちゃんと言えるような関係の方がいいと思う。
お見合いとか、マッチングアプリも使いたくはない。
だって、変な人とか、よく知らない人とは、付き合えないからだ。
だから、ちゃんと向き合ってくれる人がいてほしい。
今までそういう人はあまりいなかった。
自分を人間として見てくれる人と付き合いたい。
Instagramでこんなことを書いているのはおかしいけど、あまり赤裸々に言う話ではないと思うけど、こう言うこと言えるのが未来だと思う。
今の日本では、結構息苦しさが恋愛だけに限らずましていると思う。
世界的傾向なのかもしれないが、外と関わらないで一生終える人も多そうだ。
今の僕は今日みたいに休みの日もあって、自分の時間もうまく使えてていい。
カップルになって一番嫌なことは時間が奪われることだ。
それもあって好きなことをしたいから、恋愛はしないで駆け引きの部分ばかりしてきた。
これがすごく文学に役立っていて、人生もうまく生きる方法に結びついていると思う。
駆け引きが上手いおかげで歌舞伎や文楽、能もわかるし、古典的な悲劇や喜劇もよくわかる。
別に普段言わないけど、可愛いとか素敵とか言うのは恥ずかしくはない。
演ずることは好きだけど、演技は苦手だから言わないことが多い。
映像の世界をこの間少しだけ見て、この世界で一番すごいところなんじゃないかと思った。
学歴で判断できないけど、自分が求めていたようなことを話す人がたくさんいて、実際にモノを動かして、具体的に撮影していくのはすごかった。
僕は今まで趣味や学校の場で、結構演劇を作ってきた。
舞台で演じたことはないけど、小さなホールとかでは何回もある。
でも、それとカメラに映ることはまた違うことな気がした。
プロフェッショナリズムの精神が脈打つ場所で僕も働けたらどんなに素晴らしいか、
そしてそこで人生を充実させて行けたらどれだけしあわせか、
よく考えてこれから選んでいきたい。
僕は何もできないただの普通の人だと思ってマジョリティだと思ってたけど、実際はマイノリティだったとこの1年間で気がついた。
具体的な言葉はまだこの世界にないけど、何か違うんだろう。
エンターテイメントをするカラダで生まれてきたとは思う。
とてもいいカラダつきだし、顔も、まあまあ整っている。
言葉も達者だ。
あとは運があればいい。
それで自分の価値がよくわかる。
人間万事塞翁が馬は好きな言葉だ。
神はサイコロを振らないとかも好きだ。
則天去私は座右の銘だ。
夏目漱石のように言葉をつくりなおして、新しい世界のリーダーになっていけたら嬉しい。
僕はこれからどんなことをするんだろう?
誰と出会うんだろう?
そして、誰を好きになり、誰と結婚するんだろう?
とても楽しみだし、来年自分がどんな姿になるか、ワクワクする。
多分、今よりも好きな服を着て、街を歩いているんだろう。
その側には、カメラや、誰かがいるかもしれない。
わからないけど、未来はわからないものだ。
ただ明るいキラキラした眩しいものを見ていることは確かだ。
この素晴らしい世界で生きられることにありがとうと言いながら、人生を終えていきたい。
僕にも、しあわせの1ページが書けますように。
2020.04.26
木下雄飛 KINOSHITA YUHI
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