オタク、美容に目覚めたかもしれない
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美容に目覚めたきっかけ
同人を始めてからなんだかんだで4年が経つけれど、ここに来てようやく美容に目覚めたかもしれない。
もともとコスメは好きだし、アイシャドウや下地など、平面に塗るものはデパコスで揃えていたし、同人誌即売会でサークル出展する時に着る服は毎回新調していた。美容院もネイルも行くのが好きで、美容は好きなほうだと思っていた。
のだけれど。
今までは本当の意味で美容は好きではなかったのかもしれない。
上記に記したのはあくまでもルーティンでしかなくて、本当に心の底から楽しめていたのかと聞かれると、分からない。気合は入るけれど、楽しいかどうかと聞かれると、うーーーん。
よくよく考えると、会社に着ていく服はいつもシンプルでワンパターンなものだし、そこまでこだわっていない。スカートよりもパンツスタイルの方が圧倒的に多いし、セットしやすいからという理由で髪も毎回ボブにしてしまう。
……女性らしさが足りないのでは?
今時、女性らしさとかそういった言葉の是非が問われる場面も多いけれど、それにしても女性らしさが足りない気がする。色気というか、話す時つい早口になってしまったり、ぼそぼそと低い声になってしまったり。表情が暗かったり。今年の春に部署異動してからというものの、原稿と忙しさにかまけて、そういったところがおろそかになっている気がしている。
それから、見た目。今年の夏にディズニーランドに行ってきたのだけど、その時の写真を見て愕然とした。ものすごく太ってしまったのだ。身体の厚みが増して、表情もどこかきつい。生理痛は重く、とにかく全身が不調。
このままではいけない!と今ではピラティスを始めたり、寝る前に月礼拝ヨガをしたり、自炊をしたり、一日最低7時間半は寝たり、とにかく自分の身体を大事にするのと、お化粧やファッションを心の底から楽しむように心がけています。
なぜ、女性らしいファッションや容姿に抵抗があったのか
それでは、なぜ上記のような女性らしさを取り入れる生活に抵抗があったのかを振り返ってみようと思う。
一番心当たりがあるのが、自分で自分の女性らしさを否定してしまっていたところ。
実は私は小学生の頃から美容とおしゃれが大好きで、特に服に関しては親からメゾピアノやポンポネットなどかなりいいところの服を買ってもらっていた記憶がある。けれど小学校高学年の時に陰口でぶりっこだのなんだの言われて、それがトラウマだったのかもしれない。そのまま中学校に上がりオタクになって、おしゃれ?そんなの知らんが?と、そのまま自分の中の女性らしさを封印してしまったのかもしれない。その時の思考の癖がこびり付いたまま大人になってしまったのだろう。
それから私は恋愛の対象が女性と男性両方なのだけれど、女性を好きになると相対的に自分の中の男性らしさ(精神的なそういうの)が強くなるらしく、無意識に女性らしさを遠ざけていたように感じられる。自認も生まれた性も女性だけれど、スカートやワンピースを履いてもどこかで自分の中の女性らしさを否定していた気がする。※これに関してはあくまでも私の場合なので一概に皆そう、とは言い切れないです。
と、いうような感じで、無意識のうちに自分の中の女性らしさを否定していたのが原因だと考えました。
ちょっとスピっぽくてあれなのですが、女性性・男性性ってよく言われるじゃないですか。仕事にしろ同人活動にしろ、男性性の強い動作だと思っていて、納期や締め切り・目標やそれに向かってやり切る力がまさに男性性のそれなんですが、ここ数年仕事をしながら原稿をする生活が続いていたので、それもあって男性性が強くなってしまった・相対的に女性性が薄まっていた……のかもしれません。
今はとにかく、女性らしさを楽しみつつ、次のイベントの締め切りまでに原稿を完成させたいところです。
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