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移住して改めて思う。仕事って、愛なんだと思う
長野に来て3週間
軽井沢周辺のお店や町の様子を知りたくて、そして冬でめちゃくちゃ寒くなる前に(笑)
毎日、車に乗ってどこかに出かけている
私はカフェが好きなのと、自然のある場所が好きなので、気になったお店を中心に車を乗り回している日々なのだが
いわゆる観光客の方々が、あまり行かないお店によく行くこともあって(あるいは観光客がいない平日にお店へ行く)
たいてい、私がお店へ行くと、お店には私しかいない場合が殆どである
そうすると、大抵店員さんとのおしゃべりが始まる
「私、ここに移住して3週間なんです〜」
と伝えると
「おぉ〜!すごい!それでもうお店回っているんですねっ。」
「あ、私も○年前に移住してきたんですよー。」
「あ、僕もここに来たばかりなんです。」
「今は、東京と二拠点なんですけど、今後はこちらの拠点に絞ろうと思っていて」
と言う話になる
そこから、今どんな仕事をしているのか?とか、なんで移住してきたのか〜などの話に発展し
「このお店は、○○をしたくてこの場所にお店出したんですよ〜」
という話に発展する
軽井沢やその周辺のお店に私はよく行っていますが、みなさん東京や横浜からの移住者が多い
移住というと家族がいれば尚更一代決心なこともあって、みなさん<強い意思を持って>移住されている
「水と自然のある場所で、自分たちの住居付の店舗を探していたらここだった」
「日本全国のいい食材や商品をたくさんの人に知ってもらいたくて、お店を開いた」
「素敵な器が、日本全国の素敵な窯元さんが作っていることを知ってもらいたくてお店を開いた」
「自分が使っている器を、他の人にも使ってもらいたいからお店を開いた」
みなさん、本当にそうなのだが、
言葉使いはとても丁寧ながら、みなさんの言葉からひしひしと感じるのは
「今やっていることに、幸せと愛が溢れている」
ということ
愛情深いので、売上や利益追求というよりも、自分が愛している商品をただただ知って欲しい、という想いが強い
先日立ち寄った器やさんで、私の移住話を立ち話していたら
「他のお客さんもいらっしゃらないから、良かったらお茶でも」
とお茶を差し出してくださろうとしてくれたほど。
(お客さんがいらっしゃったので、残念ながらお茶はいただけなかったけれど・・・)
東京で暮らしていた時もカフェが大好きだったし、器も大好きだった
けれど、人がひっきりなしにいらっしゃることもあり、お店の人とゆっくりじっくり話すことなんて、全然なかった
お店に行っていながら、お店の人の顔や声や感情を感じられないままだった気がする
けれど、こちらにくると
ただただ珈琲を飲みに行くというよりも「お店の人とお喋りしたくて、お店の人に会いに行く」という感覚が近い気がする
それぞれのお店が、それぞれのこだわりと愛情を持って商品を売っているお店だから
どのお店へ行っても、気の流れが良くて、空気感がいい
だから、こちら側も無理矢理買わされているとかでは決してなく
その愛情溢れたおこぼれを頂戴している、という気分にいつの間にかなって、幸せな気持ちで帰路に着く
この無限ループなのだ
世の中に暮らしている人がみんな
「今やっていることに、幸せと愛が溢れている」状態になったらきっと、いがみあいのない世の中になるのだろう
そう日々感じさせてもらっている、移住3週間目の今。