昔の感覚で労働を求めてはいけない
どうもです。今回のテーマは「時代の流れ」です。
働き方について、主観を述べていければと思います。
現在、私は介護現場(デイサービス)の主任をしております。
勤務表の作成やフロアの指示なども行っております。
最近、労働提供における感覚の変化をスタッフから感じているので、その辺りを記事にしてみたいなと思いました。
「24時間戦えますか?」
バブル時代のリゲインのCMキャッチコピーですね。
言葉の通り、24時間、昼夜を問わず働き続ける事が美徳とされた時代の言葉です。
今考えると凄いですね。
プライベートはどこに…?といった感じでしょうか。
もちろん休みも有ったでしょうけど。
今現在、時代はプライベート編中となってきているように感じています。
仕事はあくまで生活のための手段であり、命ではないと。
「仕事の為なら死ねる」
そのような感覚は遙か昔の遺物のような感覚になっています。
「定時に来て、定時にあがる」
「プライベートは完全OFF」
「休日に仕事の電話をかけるとハラスメント」
最近のスタッフからは、そのような空気感を感じます。
良いことです。個人的にも、どの職場のそのようにあるべきだと思います。
そして、それが守れない職場環境であると、スタッフのモチベーションは低下していくのはないかと感じるのです。
「残業代が出るから良いじゃないか」
そう考えるスタッフもいるかも知れません。
しかし、年次有休消化の下限設定や残業時間の抑制などの政策が進められている昨今、積極的に残業させようとさせる企業はありません。
企業も、どうやって残業をなくすか考えています。
私が最近よく考えるのは、
「どのようにして仕事とプライベートのバランスを取るのか」という点です。
勿論、働き方を決めるのは自分です。
しかし、雇用関係にある以上、必要な業務はこなさなければなりません。
決められた時間(定時)で、企業の求める結果を出す必要があります。
そこは個人の能力に大きく影響されるでしょう。
総時間で戦う職員は確かに結果も出してきます。
しかし、そこに生活の充実感は得られません。
コロナによってより顕著に現れてきたと感じます。
優先順位が、健康>生活>仕事という流れになってきています。
昔のように、「24時間労働」という感覚を持っていると、即座にブラック企業の烙印を押されることでしょう。
営業や納期のある工場で勤務される方など、一筋縄ではいかない職場環境も多くあると思います。予め固定残業を設定している所も沢山有ります。
社会の流れを止める訳にはいきません。難しい問題です。
企業・個人なりの働き方改革をそれぞれにあったやり方で進めていくべきだと思います。それぞれの要望がマッチングした環境を模索する必要があります。
【まとめ】
人は給料なり残業なり、よりよい職場環境を目指して動くものです。
昔の感覚で労働を求めていては、いずれは人材の枯渇に悩まされるのではないかと考えています。
※あくまで一個人の感想文のような物です。心置きなくスルーして下さい笑
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。