#98 感謝したくなるお客さん
コンビニでバイトを再開して5ヶ月がたった。
たった1年間を空けただけで見知らぬお客さんが増えたなと出戻りならではの感覚で仕事をしている。
うちの店は超がつくほど治安が良い店らしくクレームもほとんどなければ、客から怒鳴られたりすることも滅多にない。どちらかと言えばお客さんと仲の良い関係で接客ができる店だ。
とは言え、色んなお客さんがいるのでモヤモヤしたりすることももちろんある。これは接客業では逃れられない使命に近いと思ってる。
ただ、中には親切でこっちが感謝したくなるようなお客さんもいる。
ほぼ毎日来られるその人は、僕と同い年又は少し上の男性で青年とも言えるようなフレッシュさがある。
時には仕事帰りにワイシャツで、時には私服で買い物にやってくる。
コンビニのレジってお客さんに聞くことが多い。
温めるか、袋は、箸は(お手ふきは)、ポイントカードは、冷たいものと温かいもの同じ袋で良いか、タバコは間違っていないか、レシートは...などだ。正直こんなに要らないとは思いつつ、どれか欠けるとクレームなどになりかねないので一つ一つ聞いていく。
そのお客さんは、一つ一つ丁寧に返事をしてくれる。大丈夫ですとかお願いしますとか間違いないです...とか。そして帰り際に「ありがとうございます」と目を見て言ってくれる。このお客さんが印象に残ったのはこの目を見て言葉をかけてくれる所だった。
丁寧に返事を返してくれるお客さんは少なくない。これでも十分ありがたいなと思うが、目を見てお礼を言われるとやる気が出るのだ。
お客さんに「もう少しがんばろーかな」と思わせてもらえるのは、正直とてもありがたい。
このnoteをここまで読んでくれた方、もし良かったら店員さんに実践して見てほしい。目を見てお礼はなかなかできることではないと思うので、せめてお礼を言うであったり、返事を丁寧に返すであったりそのくらいのことかもしれないがやってみて欲しい。
ただ接客の悪い店員さんに関しては、その限りではないかなとも思う...。たまにいるのでその場合は、例外かも...。