心音

新卒一年目 3ヶ月弱で適応障害を発症し、休職後退職。 鬱病との向き合い方やこれからの人生を模索しています。

心音

新卒一年目 3ヶ月弱で適応障害を発症し、休職後退職。 鬱病との向き合い方やこれからの人生を模索しています。

最近の記事

#109 真面目なあなたに少しだけのスパイスを

適応障害とかうつ病になる人って真面目な人多いってよく聞くんですけど、データとしてはどうなんでしょうね。 真面目な人の基準が曖昧な感じもしますし、「あなた真面目ですか?」って聞かれたらあんまり堂々と「はい!」とは言えない人もいますよね。 僕は、他者からよく「真面目だね」「真面目すぎるくらいだね」と言われていました。 僕の中では、手の抜き方が分からない不器用な人という方が正しいのでは...と思ったりもしますが。 でも、きっとこれを読んでるあなたも真面目なんだと思うんですよ。

    • #108 精神疾患の話をしたら友達に褒められた話

      僕らの代で言えば、大卒で社会人2年目の年。 23、24とかになるのかなという感じ。 あまり交友関係も広くなく、未だに連絡を取るほどの友人もそんなに居ない。 「あー、人望(?)ねぇや」と時々思う。 それでも仲の良い友人が居ない訳ではなくて、InstagramのDMで時々喋る程度の友達がいたりもする。 大学時代の友人がメンタルの調子を崩したらしく僕に相談をしてきた。僕は、基本的に親しいと思っている人には病気のことはオープンにしている。 もし親しい友達がメンタルを崩した時に相

      • #107 生きてるだけで偉いの本質

        「生きてるだけで偉い」 この言葉鬱病で体調を崩すまで嫌いだった。 僕よりも先にメンタルを崩した友達がそんな言葉を口にしていたのを見て納得できなかった。 鬱病になった時に文字通り「生きてるだけ」の状態になった。 今日が何月何日だろうが関係なくて、起きてもやらなければならないこともない。やりたいこともないし、そもそも体が動かない。 ベッドから起き上がれずに仕方なくスマホを眺めてもSNSでは暗い話題か眩しすぎるくらいの友人の自慢写真。 生きる気力もなくなって、このまま死ぬのでは

        • #106 精神疾患だけどそれがなんなんだ。

          適応障害から鬱病になって新卒で働いてた会社を1年経たずに辞めてしまった。 4月入社して6月頃に体が動かなくなって、病院で診断書もらって先輩に電話で怒られながら泣きながら謝った。12月まで休職して先輩とリモートで話して情けないと思いながら辞めると言った。 だからなんなんだ。 周りの同級生を見れば、日曜の夜に明日からの日々を憂いている。それを見てなんとなく自分が悲しくなる。薬の副作用に慣れれずに体調が悪いのか薬のせいなのか上手く分からない日々が続いている。ベッドで動けず見る

          #105 捻れた心と音楽

          10月末にamazarashiのAcoustic tour「騒々しい無人」福岡公演に行ってきました。 amazarashiの音楽が好きになったのは、適応障害になって休職をしていた頃でした。 それまでは有名な曲数曲なら知ってるくらいだったのですが、ちょっと独特な音楽が多いアーティストってイメージがあったくらいでした。 物心ついた頃から音楽が好きで小学校の高学年の時にサカナクションを好きになってロックバンドばかり聴くようになりました。 高校生になって洋楽やヒップホップ、EDM

          #105 捻れた心と音楽

          #104 ゾンビみたいな暮らし

          起きて、食べて、何かしらその日に合った行動をして、食べて、余った時間は適当に使って、風呂に入って、食べて、寝る。 毎日の繰り返しの中で何かを見いだせるのであればそれ以上に素晴らしいことはないと思う。 日々を生きていてもどこか死んでいるような感覚がする。 夜になると、ゲームをしていても 「このままやっててもなんか違うし、眠くないけど寝ようかな」 とか考えて眠剤を飲む。 ろくな効果も出ず、結果この時間(午前4時半)まで起きてしまっている。 朝になればまた一日が始まることに

          #104 ゾンビみたいな暮らし

          #103 自由に向かって逃げる

          うつ病や適応障害などの心の病気って言われるものを患うと自分を責めてしまうことって沢山あるんですよ。 「僕が弱いだけなんじゃ...」とか「どうして自分だけ周りと違って...」とか思い始めたらキリがないけど、そう思うわけです。 「大丈夫!あなたは悪くないよ」、「比べるべきじゃないんだよ!」と僕はよく精神疾患を患った人に伝えてます。それは、僕が読んだ本や見たYouTubeなどの受け売りです。でも、そう伝えるのが一番良い事だと思ってるのは確かです。 ただ、どうしてもそう思えない

          #103 自由に向かって逃げる

          #102 名前も知らないけれど、生きて欲しいわけです。

          ふとメンタルが落ち込んでしまって「もう人生どうでもいいや」とか先のことが考えられなくなってしまった時。 自分なんてと卑下をして「寂しがるのは親と友達くらいのもんだしな」と数少ない人の顔が浮かんだり浮かばなかったりするんです。 もし僕にメンタルが病んでる友達がいたら、きっと最悪のケースまで勝手に考えて「死ぬほど」心配すると思います。 でも、自分のこととなると軽く考えてしまうのが不思議とわがままにも感じるわけです。 タイトルにある名前も知らないというのは、僕のバイト先のお客さ

          #102 名前も知らないけれど、生きて欲しいわけです。

          #101 10万の給料で自己肯定感が上がった話

          最後の投稿が約1か月前でした。 ご無沙汰してます。急に寒くなりましたね。 1か月前と言うと 「まだ夏だろ、早く涼しくなれよ」 とかそんなことを毎日のように言ってた気がします。 こんなに急に肌寒くなるとは聞いてない。 まだなんかギリ半袖でも...とか思ってしまうような日々です。秋って本当に一瞬なんでしょうね...。 皆様体調にはくれぐれもお気をつけください。 タイトルにもある通り、アルバイトの給料が今月10万円を超えました。 目標にしていたとか給料に執着していたわけでは

          #101 10万の給料で自己肯定感が上がった話

          #100 鬱でも飽き性でも僕が続けられたこと

          noteにナンバリングを始めてからこの投稿で100個目を迎えるそうです。ナンバリングしたものを含めなかったら実際はもう少しあるとは思いますが...。はい。 僕としては、頭の中の整理や吐き出したいことを好きに吐き出したりするためのものって認識なんですけど、いつも読んでくださる方々には感謝しかないです。 未だに語尾も定まっていないし、目次も見やすくする工夫も上手く出来ませんがこれからも続けていこうかなと思っています。 前々から思っていることや考えをSNSに書いたりすることは

          #100 鬱でも飽き性でも僕が続けられたこと

          #99 高校生の頃の自分に教えられるなら 【精神疾患】

          最初に適応障害と診断されたのは、大学生になってからだった。電車での片道1時間ほどの通勤やアルバイト、学校内の奨学金のため成績に怯えすぎたなど色んな要因があってぶっ倒れた。 ただ、今思うと高校時代の自分は間違いなく適応障害という診断が出ていただろうと思う。 僕が通っていた高校は、自称進学校と言えばもうそれにドンピシャ当てはまるような高校だった。 地域の中では頭が良い方で、長期休暇という名の補習まみれ、課題はたんまり、土日は補習やテストが重なるが部活との両立はまぁまぁ強いてく

          #99 高校生の頃の自分に教えられるなら 【精神疾患】

          #98 感謝したくなるお客さん

          コンビニでバイトを再開して5ヶ月がたった。 たった1年間を空けただけで見知らぬお客さんが増えたなと出戻りならではの感覚で仕事をしている。 うちの店は超がつくほど治安が良い店らしくクレームもほとんどなければ、客から怒鳴られたりすることも滅多にない。どちらかと言えばお客さんと仲の良い関係で接客ができる店だ。 とは言え、色んなお客さんがいるのでモヤモヤしたりすることももちろんある。これは接客業では逃れられない使命に近いと思ってる。 ただ、中には親切でこっちが感謝したくなるよう

          #98 感謝したくなるお客さん

          #97 【精神疾患】SNSとの付き合い方

          SNSって凄く便利なツールでやってない人の方が少ないと思います。 実際このnoteもSNS...と言えばそんな気もします。 僕は、中学生の頃にスマートフォンというものを手にして気がつけばSNSにどっぷりハマりこんだ人間になっていました。 現在でもTwitterを開いてInstagramを開いたと思ったらTwitterを開いてるようなことがよくあります。僕は、XのことをTwitterと呼びます。現Xなんて言う言い方もしませんし、ツイート.リツイートと言います。 (アップデート

          #97 【精神疾患】SNSとの付き合い方

          #96 久しぶりのモヤモヤ

          僕には、小学生時代から仲の良い親友がいる。 幼稚園、小学生、高校が同じで小学生時代はよくお互いの家で14時〜17時半くらいまでゲームをしてた。 大学はお互いバラバラになってそれでも盆と正月くらいの頻度で遊んだり、ご飯を食べに行ったりしていた。 大学4年になり、いつものように飯に行った時 「びっくりするようなこと言っていい?」と言われた。僕と高校時代共通で仲の良かった友達2人で「急に何?ハードル上げて大丈夫か?」って返したら「留年した」と言われた。2人で文字通りびっくりした

          #96 久しぶりのモヤモヤ

          #95 生きることを選ぶだけで疲れてる

          1度真剣に死を意識したことがあると生きることに対して疲労感や疑問を抱いてしまう。 普通の人が何を目的に生きているのかが分からなくなってしまう時がある。 メンタルヘルス系のYouTuberの方のコメント欄に同じようなコメントが多くあって安心した。 生きていることに何も見いだせずにカレンダーの日にちを進めているだけの生活で何も生まれない日々、何かを生み出そうともしてない自分。 疲弊という感覚だけが残る。体も心も。

          #95 生きることを選ぶだけで疲れてる

          #94 仕事を辞めたのは僕だけじゃなかったみたい

          一昨日の夜中に子供の頃から仲が良かった友達から電話がかかってきた。 「お前の家の近くのコンビニにいるからドライブに行こう」 とりあえず、身支度を済ませてコンビニへ。 車に乗り込むともう1人見慣れた顔の友達がいた。 そいつは、中高で同じ学校で前の仕事先で再会した友人だった。 僕は、早々に辞めてしまった人間なので若干気まずかった。そんな空気は早々に明るいものになって同期の話とかをそいつから色々聞いた。 どうやら他の同期も各々辞めていったらしい。 僕が働いていた頃、新入社員の

          #94 仕事を辞めたのは僕だけじゃなかったみたい