#108 精神疾患の話をしたら友達に褒められた話
僕らの代で言えば、大卒で社会人2年目の年。
23、24とかになるのかなという感じ。
あまり交友関係も広くなく、未だに連絡を取るほどの友人もそんなに居ない。
「あー、人望(?)ねぇや」と時々思う。
それでも仲の良い友人が居ない訳ではなくて、InstagramのDMで時々喋る程度の友達がいたりもする。
大学時代の友人がメンタルの調子を崩したらしく僕に相談をしてきた。僕は、基本的に親しいと思っている人には病気のことはオープンにしている。
もし親しい友達がメンタルを崩した時に相談してもらいやすいようにという狙いもあったりする。
その友人からは、
・適応障害になる以前のこと(予兆など)
・相談者本人の状態がそれに該当すると思うかどうか
・病院の受信方法や休職の取り方
・休職中何をしていたか、どんな症状だったか
なんかを聞かれた。
オープンにしてるとはいえ、実体験や病気の辛さなんかまではオープンにはしていなかったので、薄い記憶を頼りに色々話をしていた。
ある程度話し終えたくらいの時に友人から
「お前よくそれで今笑ってられるよな」
と言われた。
自分が笑えていることに疑問を持ったことがなかった。でも、確かにそうかもしれない。
今考えると、いつから再び笑えるようになっていたんだろう。
いつ乗り越えていたんだろう。
友達に言われるまで全く気が付かなかった。
精神疾患を患った人たちの中では、きっとよくあるような体験なのかもしれない。
でも、患ったことがない人からするとそう映るのかもしれないなと思った。
そんな話。