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【読書感想文】付加価値の作り方〜命の時間は価値を生み出すために使う〜

どうもこんにちわ、だっくすです。
自称読書が好きなミニマリストです。

本を読むのが好きで、今回読んだのは、
【付加価値の作り方】


現在マネージャーという仕事柄、付加価値、生産性アップは特に意識しているところなので、すごく役に立ちそう、読むだけでなく、
実際にアウトプットとして実践していくための今回のアウトプットです。

この本を1言で表すとこんな本

この本で得られる付加価値の作り方は、
これからの物価が急上昇していく厳しい現代を生き抜くための働く人、すべての人が身に付けるべき生産性を上げられる最強スキル。

特に印象に残った部分

「ニーズの探究に終わりはない、わかってると思った瞬間に二流になる」
付加価値の作り方より

普段何気なく使っている、

「わかっている」

という言葉の危険性

使う側使われる側で意味合いが全く違うということ。

例えば、自分が上司だとして、
新入社員に、「ここはこうした方がいいよ」
とアドバイスしたとして、その時、
「いやそれはわかってるんですけど」なんて言われたらちょっともうこの人にはアドバイスしないでおこうと感じるのではないか。
というのはまさにその通り。

自分も立場がらチームメンバーにフィードバックなどをする機会が多いが、できてないことがあるからフィードバックしてるのに、
それはわかってる。と言われることも確かに何度かあった気がする。

「わかってる」使う側は自己弁護のつもりだけど、
使われた側ではアドバイス拒否や、情報提供拒絶になってしまう可能性がある恐ろしい言葉になりかねないということは本当に思う。

お気に入りの1文

付加価値を作るためには、仕事を増やし、作業を減らす必要がある。作業は誰でもできる状態にしてアウトソースする。
付加価値の作り方より引用

価値の本質は、価値を生み出す仕事にある。
その仕事を誰でもできるように仕組み化して、誰でもできるようにしたのが作業。

誰でも出来るなら、それは外注(アウトソース)して、自分たちはもっと価値を生み出す別の仕事をしよう!という考えがまさにその通りだと思ったし、
世の中の大企業やフリーランスの方でも例えばH P作成を外注したり、今だとSNSの運用を外注したりとかだから、価値、付加価値を生み出すっていうことに対してすごく理にかなっていると感じた。

この本から学んだこと、自分の感想

顕在ニーズと潜在ニーズの違いについてが特におもしろかったし、
確かに!!ってなった。

顕在ニーズは頭の中で期待してること、お客様自身が理解しているニーズ
潜在ニーズは自分でははっきり気づいていないけど、他人からの質問や体験をきっかけに、「実は欲しかった」と感じる価値のことで、

例えば食器用洗剤のボトルの形の変化。
少し昔だと、手で開けるタイプが主流だったけど、
今はプッシュ型や上から押すと上方向に洗剤が出て、スポンジに直接つけることのできる便利なものもたくさん出てきてる。
これは洗剤を選ぶ基準が、「洗浄力」から「使いやすさ」にシフトして、
その潜在ニーズに応えてるいい例。

こういう知識が入ると、世の中のいろんなものの見方が変わってくる、
どこからでも勉強も発見もできるなって思えるいいきっかけになった。

あとは時間のことを、

人の命の時間

と例えているのがすごく感動し、確かにって思った。
その時間を何も生まない時間ではなく、価値を生み出す時間に変えるのはすごく大事。
だから大手の会社とか、経営者が作業を外部委託してる理由もよくわかったし、本当に価値があるのは仕事で、作業には価値がないわけでは無いけど、誰でもできるなら外部委託してしまおう。
そして自分たちはもっと価値のある仕事をしていこう!という経営者思考が腑に落ちたいいきっかけになる本でした。

おまけ

身の回りの潜在ニーズを感じたもの、
今使っているフィリップスの電動歯ブラシは、充電がなくなりかけると、バイブレーションでブッブッって言う感じで教えてくれるけど、割とそこから結構使える。
この前歯を磨いているときに電池がなくなりかけてるブッブッて言う音が鳴って、
あー、充電しないとなって思ったけど、結局そこから2分位はみがき終わるまでは使えた。

もしこの時、ブッブッて言う音が鳴ってすぐ使えなくなってたら歯磨きを途中で中断されてめんどくさって言う気持ちになったと思うけど、最後まで使えたおかげで気持ちよく歯磨きすることもできたし、そのあと充電忘れずすることもできたっていう、使ってる人のニーズを鮮明に映してるしやっぱり大企業ってすごいですね。


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