【就職に役立つ】大手飲食店・中小飲食店・個人経営店、それぞれで働くメリット・デメリットは?
広報担当の平田です!
就職活動やアルバイトで「飲食店で働いてみたい」という方もいらっしゃるでしょう。
しかし、飲食店とは言っても、企業の規模だけでもたくさんありますよね。
・全国に100店舗単位で展開している大手飲食店
・地元で複数のお店を展開している中小飲食店
・一つもしくは数店舗のお店を展開している個人経営店
どの規模のお店で働けばいいのだろうか、と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそんな方へ、それぞれのお店のメリットとデメリットをご紹介します。
大手飲食店について
大手飲食店と言えば、『ガスト』や『バーミアン』などを運営する(株)すかいらーくホールディングスや、『すき家』や『はま寿司』などを運営するゼンショーホールディングスが有名ですね。
『マクドナルド』の日本マクドナルドホールディングスもそうです。
◎大手飲食店で働くメリットは?
・マニュアルがしっかりしている
・豊富な知識とスキルを身につけられる
などが挙げられます。
大手飲食店で重要視されるのが、効率的に業務をまわして品質を均一に保つこと。
大手飲食店は、いわゆるチェーン展開がメインです。
誰でもすぐ同じ品質の商品やサービスが提供できるように、マニュアルが完備されています。
また、洋食や和食など複数のジャンルやブランドを持っている企業も多いです。
企業内で店舗を移ることによって、飲食に関する知識やスキルを身につけられることも。
店長職や管理職を経験すれば、売上管理やスタッフマネジメントのスキルも身に付きます。
キャリアアップを目指している方には、魅力的な職場環境なのではないでしょうか。
◎大手飲食店で働くデメリットは?
・個人の意見が通りにくい
・出世するまでに時間がかかることも
などが挙げられます。
マニュアルが整備されているため、個人の意見やアイディアが採用されるまで時間がかかることが多いです。
ただ、チェーン店でも『餃子の王将』や『富士そば』のように、各店長が裁量権を持ち、各お店で決定権を持たせているところもあります。
中小飲食店について
中小飲食店とは、資本金5,000万円以下、従業員数100人以下の企業のこと。
日本国内の99.7%は中小企業が占めています。当社ダーンディッシュプロジェクトも中小飲食店に分類されます。
飲食業界における中小飲食店は、複数のお店を展開している地域密着型企業、店舗展開のエリアを徐々に拡大している企業などが多いです。
◎中小飲食店で働くメリットは?
・仕事の幅が広くスキルアップしやすい
・キャリアアップがしやすい
などが挙げられます。
中小飲食店の多くは慢性的な人材不足。
調理とサービスの両方を担当することも多いです。
ただ、その分調理・サービス両方のスキルが高まります。
お店の回し方や店舗管理を早くから経験でき、成長も感じられます。
「飲食は初めてだけど、手に職をつけたい」
「早く一人前になって独立したい」
という方には向いていますね。
さらに、大手ほどではないにしろマニュアルなどの仕組みがしっかり整っている中小飲食店もあります。このあたりは、個人経営店に比べてスキルアップにつながりやすいポイントですね。
また、中小飲食店は実力主義。
能力がある人ほど、出世できる傾向があります。
もちろん企業にもよりますが、早ければ入社して数ヶ月で店長、数年でエリアマネージャー、10年も経たずに事業部長へキャリアアップすることも。
早期に幹部になれる可能性があるのは、大手飲食店にはない魅力です。
◎中小飲食店で働くデメリットは?
・待遇面が大手より弱い場合もある
・慢性的な人材不足
などが挙げられます。
大手飲食店に比べて給料やボーナス、家族手当・転居補助・家賃手当などの福利厚生面が弱い場合も。
さらに、大手飲食店と比べて休日が少なかったり、お盆や年末年始の連休がないところも多いです。
慢性的な人材不足で採用を急ぐあまり、十分に選考をしないケースも。
その結果、採用してもミスマッチですぐに辞めてしまうスタッフも多いそうです。
入社してからのミスマッチは、雇用する側・雇用される側の双方にとって不幸です。ミスマッチを防ぐためにも、採用に関する情報はホームページ等でしっかりチェックしましょう!
個人経営店について
最後は個人経営の飲食店。法人化しておらず、個人事業として営んでいるケースが多いです。
1店舗だけしかない場合もあれば、複数店舗を開業している個人経営者も。
◎個人経営店で働くメリットは?
・自由度の高い働き方ができる
・さまざまなノウハウやスキルを身につけられる
などが挙げられます。
個人経営のお店は、業務マニュアルを用意していないお店がほとんど。
必要な仕事を覚えた後は、自分で工夫しながら仕事ができます。
マニュアル的な業務を望む方には向いていませんが、自分のセンスを活かして働きたい方には向いているでしょう。
また、少数で営業を行うお店が多いです。オーナーと2人で営業するなんて場合も。
そのため、近くでオーナーの仕事を見られるので、自然と調理やサービスのスキルが高まります。
メニューを決めたり、お店の内装やレイアウト造りに参加したりと、具体的な経営ノウハウも身につけられるメリットも。
◎個人経営店で働くデメリットは?
・待遇面が弱い
・キャリアアップしにくい
などが挙げられます。
小規模のお店が多い個人経営店。会社経営のお店に比べると売り上げや利益は劣ることが多いでしょう。
従業員に支払う給料にも限界がありますし、福利厚生もあまり期待できません。
待遇面を気にする人には向いていないでしょう。中には社会保険にも加入していないケースも。
長期的に安定して働きたいと思っている方には、個人経営店は向かないかもしれません。
また、少ない人数で営業するので、1人あたりの業務量は多くなりがちです。
調理にサービス、会計まで一連の流れを対応するのは個人経営店ならでは。
やる業務が多く、高いスキルがつくのは間違いないです。
しかし、やる業務が増えたとしても新店を出さなかったり、先輩がやめなかったりすれば、キャリアアップは難しいでしょう。
キャリアアップがしたいという方には、個人経営の飲食店は向いていないかもしれません。
まとめ
ここまで、大手飲食店、中小飲食店、個人経営店それぞれのメリットとデメリットについて書いてきました。
それぞれの規模ならではのメリットやデメリットがありますね!
これ以外にも飲食店に共通するデメリットとして、
・肉体的にハード
・仕事が終わる時間が遅い
などがあります。
飲食業界の仕事は確かにハード、時間的にもツラい部分があるのは事実です。
しかし、そんなデメリットを打ち消すほどのメリットがあるのが飲食業界だと思っています!
大手飲食店、中小飲食店、個人経営店に限らず、
・人と多く出会える
・スキルアップすることができる
・将来的に独立を目指せる
などのといったメリットもあります!
飲食業界へ進む場合、まずは自分とお店との相性をしっかりと検討してみましょう。
自分がどのような規模の飲食店にが向いているのか、将来どのようになりたいのかを見極めてください。
飲食業界で働くと、飲食業界でしか得られない経験を積むことができます。
もし少しでも興味を持っているのであれば、ぜひ飲食業界で働いてみませんか?
素敵な未来が待っているはずです!
今回の記事を見て、もし「飲食店で働いてみたい」という方がいらっしゃいましたら、ぜひ弊社のRecruitページからお問い合わせください。
お待ちしております!
「ダーンディッシュプロジェクトについてもっと知りたくなった!」という方は、ぜひコーポレートサイトもご覧になってください!