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#①『素人でもできる愛車を安全に乗る点検方法』

こんにちは、地方の整備工場で働く現役の自動車整備士です。車検、整備、修理、点検、カスタムと幅広くやらしてもらっております。

今回は初note投稿という事で、素人でもできる愛車を安全に乗る点検方法をご紹介させてもらいます。

『点検』

と一概に言っても色んな方法がありますが、今回はオーナー様が普段乗りで安全に乗れる点検方法『日常点検』です。

今回はうちの代車を使って説明します。

まずはタイヤの空気圧のチェック。空気圧が減っていると燃費が悪くなったり、曲がる時にハンドルが重くなったり運転に支障をきたします。

#タイヤ空気圧点検

軽も普通車も4本共2.5入れておけば大体は大丈夫です。
運転席か助手席のドアを開けた所にもステッカーが貼ってあります。4本チェックしている時に数値があからさまに減っているタイヤがあればパンクしているかゴムバルブが傷んでエアーが漏れているので大至急車屋さんに持って行ってください、ガソリンスタンドでも大丈夫です。

#タイヤ空気圧ステッカー

次はボンネットを開けて『エンジンオイル』を確認してください。
オイルが減っていると色んなトラブルを引き起こします。最悪エンジンが壊れます。オイルレベルゲージを引き上げればオイルの量が確認できるので見てみましょう。

#オイルレベルゲージ



#エンジンオイルの汚れ

オイルの量はレベルゲージのH(ハイ)の部分にあるので問題ないです。

ただオイルが汚れて黒くなっているので早めに交換が必要です。汚れていなければゲージが見える位透明になります。
オイルの量がHより低い場合は色んな原因がありますが、大体エンジン内部で燃焼して減っているので補充か交換をオススメします。

ちなみにエンジンオイルの交換の目安は5000キロになります。

次は『ウォッシャー液』を確認します。空の状態でワイパーを使用するとガラスが傷ついたり、ワイパー自体のゴムが切れてしまう恐れがあるので注意が必要です。

水で問題ないので満タンに入れてください。

#ウォッシャー

次は『冷却水』の確認です。

空の場合オーバーヒートの可能性がありますので至急車屋さんに持っていってください。
FULL~LOWの間に入っていれば大丈夫です。

#冷却水 (LLC)

最後に『チェックランプ』に問題がないか確認します。
エンジンをかけて10秒後にメーター内にこの3つのマーク


#チェックランプ

が点灯しっぱなしでなければ大丈夫です。

1つでも点灯している場合は車屋さんにGOしてください(笑)

いかがでしたでしょうか?

これで簡単な『日常点検』は終わりです。

今回ご紹介した内容は車屋さんやスタンドで日常点検をお願いしますと伝えれば無料で行ってもらえますので、自分でできない方はお願いするとよいでしょう。

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