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タイ食べ物録

タイに行ってきました。とっても楽しい旅だったので、ぜんぶ記憶に残しておきたく、メモがてらの記録を書いてみました。

わたしのタイ旅行を少し味わえるかと思います。ちなみにヘッダーはタイの屋台の屋根の上にいた猫たちです。

成田空港 エヌズコート

きつねうどん。甘いお揚げに卵ものっていて豪華。天かすが想像の2.5倍。

成田空港発9:15発の便。余裕を持って7:15に友人と待ち合わせしていたのにさらに余裕を持って6:41には着いちゃうな〜と思っていたら、羽田に向かっている自分に気がつき、冷や汗もガチ汗もかきながら方向転換。7:30着成田空港着で余裕のうどん。疲れた体に染みました。

エアアジアは機内食がないので、小腹を満たすものを持ち込むが吉です。カロリーメイトのバニラ味は、ただの急ぎ飯ではなく特上の素朴おやつ。

Magic Food Point (Airport Street food)

6時間のフライトを経て、タイを味わいたい欲が最骨頂を迎えたとき、スワンナプーム空港1F8番出口の側にあるマジックに行ってください。格安でちょうど良いタイ料理をいただけます。

パッタイです。甘じょっぱいと表現するのは簡単ですが、甘いもしょっぱいも日本と違う調味料がなす味だなと。これで90バーツ(400円くらい)は良い。

はやるきもちを抑えて、まずはB1の鉄道の改札横の両替所で日本円をタイのバーツに替えて、現金を持って行きます(予習通り)。入り口脇の受付みたいな場所でプリペイドカードをゲットしてお金入れて…なシステムです。

とにかく美味しいパッタイで、この時点でタイ最高。空港から出なくてもハッピーじゃないかと。あと、タイはお酒が手に入る時間が限られていることを把握。11時〜14時、17時〜24時です。

タリンプリン

タイに住む友人に予約してもらったレストラン。お洒落で綺麗で良い雰囲気でした。

ポメロのサラダ…柑橘のサラダってジャパンにないですよね。口に含んだ瞬間の清涼感、噛むと増して驚き。果物のシャキシャキやナッツのコリコリ、あらゆる味わい食感が相まって訳がわからないですが、最高です。清涼感に加えて辛味もです。最高です。
肉…。もち米と合わせても美味しいんだとか。日本の角煮の甘味を砂糖→ハチミツ系に変えて、塩味を抑えた感じです。あと歯応えとスパイスども。脂がほどほどに落ちているので量も入る。ビール泥棒。
トムヤムスープ。酸っぱ辛い。こちらのお店は辛さマイルドです。イカの見た目で、イカよりも弾力のある不思議なやつと、頼りない弾力のやつと知らないものが入っていた。なんだったんだろう。美味しいけど。
マッサマンカレー。食べた瞬間に目がハートになった。辛味のない芋と豆が入ったカレー。デミグラスソースのような濃厚で甘味も旨味もすごいカレー。付け合わせの〇〇も甘いのですが、甘旨✖️甘旨で気持ち爆上がりでした。
グリーンカレー。カノムジーン(そうめんに食感がよく似た米粉麺にかけて食べる料理)としていただきます。タイの茄子、とろけてたまるかと言いますか、食感の主張が強い。好きですね。ココナッツのまろ味を凌駕する辛味。食べ応えがあるのにあっさり、なんというバランスなんでしょう。
バナナのシロップ漬け。単体では衝撃の激甘(見た目の倍は甘い)(安納芋を想像して、倍ねっとり倍甘くした感じ)。塩気の効いたココナッツミルクをかけて食べると、うっわ美味しいじゃねえかお前さんよ…と見直します。

帰りはトゥクトゥクで大通りまで送ってもらえました。人生初トゥクトゥク。

ジョークプリンス

寺院めぐりと市場めぐりの前の腹ごしらえのために、早起きして朝ごはんにお粥を。行列でしたが、並んででも食べて良かったなと。

ピータンも潜んだ豪華お粥。80バーツで満腹はち切れそうになります。一口目は、おばあちゃんちで焼いた餅の味(表現差あり)ですが、二口目から美味しく、ナンプラーを足して完成だと思っていただけると。豚肉のつみれを崩しながらいただくのですが、ジューシーと優しさが相まって程よいです。店内暑いのと、生姜もたっぷりで体温も上がり、お粥自体も熱いので、汗っかきの方は注意です。
パートンコー。揚げパンです。単体で食べても美味しく、お粥に浮かべてクルトンみたいにして食べても美味しい(へたれる前に)。サクふわ、塩気、ほのかなスパイス、わずかな甘味、懐かしいなと思ってしまいますが、新食感でもあります。お店の外で揚げてくれていて、テイクアウトも可。

ワット・アルンのアイス

タイルが壁中に貼られに貼られまくった豪華(でもちょっと素朴)な寺院。人の像がたくさんあるのですが、健やかな顔や苦しげな顔などなど、悟りを開くにもいろんな想いがありますよねと感じました。

美しいアイス。バタフライピーとココナッツ味(多分)は思ったよりかたい。
アイスの棒に前向きになる言葉がランダムで書いてありました。「休め」ですって。

Hom Duanのカオソーイ

ワット・アルンの暑さに負けてショッピングモールで涼んだあと(タイで過ごす方、モールにはこまめに入って休むんですよ…さもないと)、チャオチャック市場に向かいがてら、おすすめのカオソーイのお店へ。

カオソーイは、カレー味の麺。ココナッツ強めの甘いまろいやや辛いスープに、茹でられた麺(適量)と揚げられた麺(たっぷり)が入っています。ライムを足して完成する料理な印象です。パクチーが少量入っているのですが、こやつは本当にいい仕事するなあとしみじみ、クセが甘みと重なると深みになるんですね。右上に見える豚の皮を揚げたものも、豚味は濃いのに食感が軽い魔の食べ物です。カオソーイのスープに浸しても美味しい。

あと、タイは麺を啜るのが御法度なので、麺好き族の方こそ気をつけねばです。

チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケット

チャトゥチャック市場で買い物倒れしそうになった(タイシルバーのお店は神だった)体を冷やすべく、スイカジュースを。

おそらく凍らせたスイカをミキサーで砕いたもの。最後までスイカーで幸せでした。体が冷えすぎて凍えるほど。

1万5,000店舗とも言われるチャオチャック市場、気に入ったお店を見つけてしまうと沼です。お得さと可愛さの魔力にやられ、締めていた紐はどこへやら。

ヘンヘンカオマンガイ

歯止めが効かず、思ったよりもチャオチャック市場に長居をしてしまい予定よりも屋台への到着が遅くなり…19時半時点で行列、3人で並んでいたのですが、我々が最後というラッキーでした。

カオマンガイ。特筆すべきはタレでしょうか。なんらかの味噌(多分コチュジャンや豆板醤など)をベースに、生姜がガンと効いている。食欲増強味。あっさりとしたお肉と米にパンチを効かせてスプーンの動きを加速させます。なお、サービスでついてくるスープも非常に美味しいです。わたしが最後の一人だったのか、大丼できました。飲み干しました。

ホテルで朝ごはん

前日にスーパーに寄ってお土産を調達。日本にはない瓶のレッドブルを発見し、注入。

炭酸はなく、チオビタドリンクにカフェイン香をより足したような味。

初日に食べたポメロのサラダの元となる果物を入手し摂取。

ポメロ。日本でいうところの文旦。グレープフルーツの渋みを抜いて、少し甘さを足して、よりさっぱりさせた味。毎日食べたい。

パンナーナーカフェ

遺跡3つ周ろう、2つ見たらご飯食べようの計画を、暑さによる体力不足により、1遺跡後と1🐘後にご飯。

川海老入りパッタイ。初日のパッタイよりも甘さが抑えめで上品な味。生のもやしが新鮮でした。海老は身が淡白ですが味噌がうまい。
カニ炒飯を頼んだのですが、海老炒飯がきました。美味しいのでいいんです。ジャパン炒飯よりもやや甘めの味付け。そしてさすがタイ米ということでパラッパらです。大海老ゴロゴロで食べ応えもあり。きゅうり的な瓜は最後のお口をさっぱりさせるのによし。個人的にはライムはかけない方が好み。
トムヤムスープ。酸味強めがよかったです。貝が多くて幸せでした。普段、エビを剥くのが面倒でトムヤム避けがちなのですが、いや美味しいなとなりました。トムヤムスープとエビ味噌が合わさると、なんと言いますか。いいんです。濃厚と軽さは両立すると強い。
謎の食べ物。上段中央の海老の何かしらのソース(塩辛的なもの。唐辛子とニンニクも入っている)に、野菜や川魚やキッシュ的な何かをつけて食べる。野菜単体でつけるより、葉っぱに色々包んだ上で塩辛をたっぷり乗せて食べるのが好きでした。川魚、揚げているからかもしれませんが臭みないですね。小骨も食べられるくらいにはカリッと香ばしく揚げてありました。野菜嬉しい。生茄子も美味なりでした。

ロティサイマイ

動画のキャプチャなので画質が悪いですが、クレープ生地に糸状の綿飴を包んで食べる。しっかり甘いんですけど、生地が本当にうまいので、うまい〜となります。食べている時は軽いですが、お腹に溜まるので注意。生地にはバイトゥーイという緑の植物が練り込まれていて、バニラとバターの間みたいな香りや味がして、非常にうまいです。
アユタヤ名物。この通りにこのおやつのお店は数あれど、ここのがとっても美味しいらしい。

yumyum

遺跡で民族衣装を着てしっかりアユタヤを堪能したあと、イサーン地方(タイの東北部)の料理屋さんへ。

ソムタム。青パプリカってシャキともフシャともコリとも言えない不思議な食感なんですね。穏やかな茗荷と言いますか。そして、マイルドにしてくださいと言ったのですがやっぱり辛い。酸味と辛みのセットは舌と喉にダイレクトできますが、それも醍醐味だなと。
豚のソーセージ。お名前はサイクロークイーサーン。発酵させているが故に酸っぱいんです。クセがあるので好き嫌いはありそうですが、私はとっても好き。パクチーと共に食べ、口にもち米を含み、ビールで流すのが最高でした。肉と米とビールという大罪。
目当てのチムチュム。鍋の後ろにある豚肉、卵黄を絡めた上で鍋に投入されます。効果は不明ですが、心なしか柔らかかった、のか?
取り分けられた鍋の具です。何よりスープが美味しい。薬膳、薬膳、薬膳…!でも排他的な薬膳ではなく、素人ながら旨いと素直に思う懐深い薬膳です。豚肉旨い。

あと、ここでシンハービールは氷を入れて完成することを学びました。

最終日の朝ごはん

神々しいポメロ。愛おしくてブレた。
ホテル近くの果物屋さんのマンゴー。マンゴーとして過去イチ。強く強く強い甘みと、酸味ではない爽やかさ。ねっとりと心地よく舌に吸着する身。

ワット サマーン ラッタナーラームの地図にも載っていないご飯屋さん

ピンクのガネーシャにお願いすると3倍の速度で願いが叶うらしいので、お願い事をしてきました。すぐに美味しいお店と出会えたので、もう叶いました。

タイ語しか書いていないメニューを、Google翻訳を駆使して解読。イカの塩玉子炒めとガパオとシーフード炒飯を。ガパオが本当に辛かったのですが、玉子炒めのソースをかけるとまろくなって適切でした。良い組み合わせをした。

アジアハーブ

最初のお茶。体がほのかにポカポカする。
4種類のお茶の中から「再生」をセレクト。転機なうな状況なので、再び生まれてみました。レモングラスの香りなのかさっぱりしつつ、一癖あるお味。お腹の中から熱を感じる。

道の果物屋さん

本当はマンゴスチンが食べたかったのですが、外見からはわからず。あまり熟れていないスモモのような何かを食べました。

君はスモモなのかプルーンなのか。
甘くない何かに唐辛子が混ざったものをつけて食べる。謎味。

Magic Food Point (Airport Street food)

タイ最後の夜。23時15分のフライトを前にお腹に詰め込みます。

クァイティオก๋วยเตี๋ยวราดหน้。ライトな薬膳スープに豚肉と豚のツミレとパクチーと、ちゅるちゅるの透明の麺。旅の疲れた体には、シンプル薬膳が染みる。それにしても、入っていた謎草の食感が楽しく食べ応えがありました。
謎焼そば。エビがゴロゴロ入っていて、魚醤が効いたインスタント味。クセになる。満腹なのに入るのは、あまりにもスナック菓子味なので。味が軽い。
口直しのドラゴンフルーツ。あっさりの権化。

そじ坊 成田空港第2ターミナル店

6時間のフライトを経て日本へ。やっぱりハイボールと、香りを嗅ぐとどうしても食べたくなるこいつをば。

カレー南蛮そば。熱い。熱い汁はハイボールを進ませる。

総じてよく食べた旅でした。この週末は、日本でマンゴスチンリベンジしようと思います。

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