あくびと背伸びについて思うこと。
脱力教室、齋藤です。
このnoteでは脱力にまつわる様々な考察を書き連ねていますが、今回は背伸びです。
背伸びは突発的に発生する反射的な動きだと思うのですが、いかがでしょう?
私的には頭部で起こるのがあくび、首肩背中を中心に起こるのが背伸びといった認識かと思います。同時に起こることも多々ありますよね。
フリーイラストで背伸びを検索してみると、あくびをしているものも少なくありません。
どちらも本当の理由に関しては不明ですが、脱力教室の目線で考えると、
・筋肉ポンプ、関節ポンプによる血流促進(うっ血解消)
・筋の過緊張のリセット
をしているのではないかと思っています。
ちなみに成人になってあくびをすることがあっても、動きの大きな背伸びというのはやる機会が減っているようにも思います。
先天的で生理的な行動なので、発生さえすれば練習する必要もなく、効率・効果共にバツグンなのだと思います。
背伸び+あくびは最強コンボ?
時々記述しているあごリセット法はほぼあくびと言えることを考えると、背伸びのような肩甲骨を中心としたリセットも同時に行うとより効率的なはずです。
(あごリセットの強化版でその方法も説明していますので、そちらもぜひ。)
わざとできる
あくびも背伸びも故意に発生させることができます。
少なくとも私はできます。
興味のある方は下の順番でやってみてはいかがでしょうか?
①あくびを想像する
背伸びは想像しても発生しません。
あくまであくび発生時に故意に腕を動かす必要があります。
まずはあくびを想像します。できる人はこれだけで発生可能です。
②人工的にあくびする。
つまりあごリセットと同じことですが、わざとあくびのような動きをすると発生することがあります。
「ふわぁ」と口を開けながら息を吸うのがポイントです。
③背伸びも同時に
環境が許せば、②のあくびに背伸びも付け加えます。
するとあくび発生率が上がり、連動して心地よい背伸びができることがあります。
背伸び時は左右の手を組んだ方が良い気がします。背後で組んでも生じます。
まとめ
以前から気になっていたのですが、あくびや背伸びの動きを再現しようと思うと自然にあくびが発生してしまうことが非常に多いのです。(経験的に)
このあくび導入が上手くできると面倒なあごリセットをするまでもなく自然に効果的な過緊張のリセットができるのではないでしょうか?
一緒に考察してくれる方募集中です。
R2/12/17 H.Saito(歯科医師)
illustration by Moe (小児科専門医)
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