適切な責任感

わたしの仕事、人の命に関わる可能性は低い。
わたしのミスで人が亡くなったり、経済が損失したり、国家が滅んだりすることはまぁまずない。

もちろん責任はそれなりにあるし、ミスをしたら迷惑をかける相手がいる。
怒られるのも嫌だし、迷惑もかけたくない。
プレッシャーや責任はできるだけ軽くしたいと思っている。

お医者さんや経済界のドンや国を守るスーパーマンに比べたら、プレッシャーなんてちっぽけなはずなのに。
毎朝決まった時間に起きれるか、時間までに会社に到着できるか、頼まれていたことを忘れていないか、ランチのソースが服についていないか、自分用に淹れたコーヒーをこぼさず運べるか、会社の戸締りをして帰宅したか。
わたしは毎日緊張して過ごしている。
「大したことない」
わかっているのに。
こんなことでずっと緊張し続けていたら身が持たない。

プレッシャーに押し潰されそうなときは、地球を守る勇者と比べてどうにか踏ん張る。

わたしがやってることって、そこまでのことなのかな。
お給料に見合った責任感を持てていれば良いのでは。
自分の心や神経を削って緊張し続ける必要なんてない。(わたしの仕事はネ。)

責任感が強い(大きい)ことが必ずしも正しいとは限らないなぁっと。

わたしと他にもたっくさんいるであろう、
過大に責任感を感じて、ずっと緊張している人へ。
明日からは肩の力を抜いて正しい責任感を。
わたしたちに地球を守る役目は与えられていないのだから。

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