データの誤謬#5 『誤った因果関係』
海賊が減っているのは、地球温暖化のせいだって?
そもそも、海賊ってまだいるの?
#5 誤った因果関係
2つのイベントが同時に発生したときに、一方が他方を引き起こしたに違いないと誤って想定すること。
過去150年間、「地球の温度」は着実に上昇しており、
「海賊の数」はそれに匹敵する割合で減少しています。
海賊の減少が地球温暖化を引き起こした。とか、
海賊が増えれば地球温暖化が元に戻る。とは、、、考えられませんよね。
いや、もしかしてもしかすると、、、ないですね。
しかし、日常では、こんなに明確には判断できないケースがたくさんあります。二つの事柄の間に相関関係があると、一方が他方を引き起こしたと信じたくなってしまうのです。
しかしながら、それは偶然であったり、両方の効果を引き起こす
「第3の要因(第3因子)」があったりします。
海賊と地球温暖化の例では、両方に関わる第3の要因に「工業化」などが考えられます。
データ分析では、相関関係だけで因果関係を決めつけるのではなく、
第3の要因を探すなど、必ずより多くの証拠を集めるようにしましょう。
簡単に見つける方法があればいいんですけどね。
忙しい毎日、しかし、生産的であるとは限りません。
多くのチームでは、データのカオスに時間を奪われています。
「データの確認」に毎日、何回クリックしてますか?
「数字の読み合わせ」に時間を割くミーティングは効率的ですか?
「深刻なエラー」を見逃さない工夫がありますか?
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※当記事は、英国ロンドンDatachoice Solutions Limited社とのライセンスに基づいて、転載・加筆しています。