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データの誤謬#1『チェリーピッキング』

” 誤謬(ごびゅう)とは、つまり、間違っていることである。”
データにまつわる誤謬を紐解き、やさしく知るシリーズ(全15回)


いけませんよ!
おいしいところだけ、つまみ食い。


#1 チェリーピッキング

自分の主張に合う結果だけを選択し、そうでない結果を除外すること。
データに不誠実であるという最悪で最も有害な例。

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何かを主張するときには裏付けとなるデータが重要になります。
しかし、人々は、全体を説明する代わりに、自分の主張を裏付ける一部の都合の良いデータだけを強調することがよくあります。

これは、公の場での議論や、政治の場でよく見られる現象で、
どちらの側も自分の立場を裏付けるデータを強調することによって発生します。

自らの論証に有利な証拠のみを選び、それと矛盾する証拠を隠したり無視することで、真実が歪められてしまうのです。

チェリーピンキングは、いかにも意図的な場合に限り発生していると考えてしまいがちですが、偶発的なものも多々あります。

データを受け取る側になった場合には、
「私は何を知らされていないのか?」と自問してみましょう。

おまけ:Cherry-picking(チェリーピッキング)
本来の単語(英語)の意味は、熟した果実を熟していないものから選別すること。転じて「良い所だけを取る」「つまみ食い」の意味で使用されています。

忙しい毎日、しかし、生産的であるとは限りません。
多くのチームでは、データのカオスに時間を奪われています。

「データの確認」に毎日、何回クリックしてますか?
「数字の読み合わせ」に時間を割くミーティングは効率的ですか?
「深刻なエラー」を見逃さない工夫がありますか?

Geckoboard(ゲッコーボード)で解決できるかもしれません。

あなたがこれから目にするものは、他に類を見ない、見る者の目を奪う「揺るぎないシンプルさ」を追求した、美しいダッシュボードです。

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※当記事は、英ロンドンDatachoice Solutions Limited社とのライセンスに基づいて、転載・加筆しています。

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