壁を一つ乗り越えた
まずは結論から。
次男(小3)が通っている将棋道場で、「5級」から「4級」に昇級した。
「5級」に昇級した際にこんな記事を書いている。
「5級」から「4級」の昇級は(次男が通っている)道場の1つ目の「壁」である。
その理由として、前の記事でも書いているが、指導対局や練習対局を除き、5級までは、規定の対局にて、「5敗」するまでに「5勝」すれば昇級をしていく。比較的そこまでの道のりのハードルは高くない。(とは言っても、素人の僕なら「20級」の人と指しても負けるとは思うが・・・)
しかし、「5級」→「4級」になると、昇級条件が、規定の対局で『7連勝』か『11勝2敗』が条件となる。
さらに、段級位差によって駒落ち(ハンデのようなもの)が決まっており、上位の相手とは駒落ちの数が減り、下級位の相手には駒を落とすことになる。したがって、必然的に勝ち辛くなってくる。
大抵の人がこの「5級」で足踏みすることになり、長男(小6 現在四段)も少し時間がかかった記憶がある。(長男自身は「そうやったっけ??」とは言っている)
5級までは比較的に昇級スピードは早かったが、さすがにこの壁はしばらく乗り越えるのは厳しいだろうなぁ、と思っていた。
次男は「やりたい」、と思ったことは次々に挑戦するので、将棋以外にも「ボルダリング」「そろばん」「ピアノ」「吹奏楽部(学校の部活)」を頑張っている。
なので、将棋ばかりに時間を割くことは難しいのだ。
なので、あえて本人には「無理だろう」とは思いつつ、『年内に4級に上がろう』と話していた。
やはり、10月の5級昇級後はしばらくは負け越すことが多く、降級の危機もあったりで、なかなか厳しい対局が続いたようだ。
そこから、少しずつ実力をつけていき、つ、つ、ついに、12月29日の道場最終日に「11勝2敗」の成績を残し、見事に昇級を果たした。
僕が冗談で行ったかなり高めの(むしろ無理だと思っていた)壁を見事に乗り越えたのだ。
マジでかっこよすぎる!!
妻も僕も正直、次男は将棋はそこまで夢中になるとも思ってなかったし、そんなペースで強くなるとも思ってなかった。
それがここまで夢中になって、ボルダリング男子から一気に将棋男子、いやボルダリングもすごく頑張ってるし、吹奏楽部でもトロンボーンを随分と操っているらしい。
全方面に全力を注げる次男を我が子ながらに尊敬している。
さて、当面の目標として、先生からはまず「1級」を目指すように言われている。そして、その先にまた次なる壁となる「初段」に向けて頑張っていこう。
本人の目標は2025年のうちに昇段することを掲げている。1つ1つの壁は高いが、目標を達成できるように努力を続けていこう!!