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『教科書にない日本の歴史~日本の天皇の存在と、日本の原点~』
こんにちは^^
皆さんは学生時代、歴史は好きでしたか?と言っても勉強は好きでも嫌いでもやってきたと思います。その中でも歴史というのは皆さんにとってどのようなイメージでしたか?私は年代とか人の名前とか出来事の名称とかを暗記する科目のイメージです。
そのため歴史は嫌いでしたが、今一度歴史の勉強をしてみるとおもしろすぎることがわかりました。なぜなら、ただただ暗記していた時とは違い、何故その出来事が起きたのか?その歴史がどうつながるのか?を勉強したからです。
こういった言葉があります。
「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」
今一度、歴史を学んでみると大きな発見があるかもしれません。
できるだけ短くまとめますので、読んでいただけたら幸いです。
※基礎的な部分などは端折ってあります。
(前回の続きとなっておりますので、良ければ前回記事も読んでみてください)
|前回のあらすじ
前回は、戦後の日本についてお話をしました。規格大量生産+高品質を売りり世界から信頼を集め高度経済成長期に突入した日本。しかし、社会の需要の変化により物が売れなくなり、ブルーカラーからホワイトカラーへと変化していきました。その後、ホワイトカラーの時代も幕を閉じ、バブルの崩壊を迎えた日本でした。それからの20年は途方に迷い、失われた20年として歴史に残っています。
日本は現在多くの問題を抱えています。少子高齢化、コロナ、空き家、借金、そのほかにも多くありますが、今後日本はどのように行動を起こし、未来に何を残せるのか。このようなお話を前回はしました。
今回はこれまでのお話を通し、日本の素晴らしい特徴と日本の原点についてお話します。
|国家最高の存在をどのような存在にするのか
日本は国家の最高の存在として権力者を置きませんでした。
世界では、国の最高の存在はその国の最高権力者ということが多いです。しかし日本は権力者ではない天皇を国の最高の存在としました。これには深いわけがあるのです。
そもそも世界の国々を見て、最高の権力者たちは責任を取ってきているでしょうか?
大きな例でいうと、アメリカが原爆を日本に落として責任を取りましたか?
国王、大統領、主席、総書記、このように呼ばれるその国の大きな政治的権力者たちは国家の最高の責任者であるにもかかわらず、責任を負わない国家最高の無責任者なのです。
なぜ責任を負わないのかというと、責任を負うように指示される自分より上の存在がいないからです。
これまで、多くの人間が様々な国をつくつた目に立ち上がってきましたが、その多くは滅亡しています。その理由は誰も責任を取らなかったためです。
|天皇制の意味
日本は国家最高の存在を政治的権力者にせず、天皇としました。理由は上記でも述べたのですが、国家の最高の権力者に責任を問うためです。
そのため天皇は政治に一切の口出しをできませんが、政治的権力者は、国家の最高の責任者とし責任を問われる立場となるのです。
|天皇が国民を宝物とした
国家最高の権力者は最高の責任者となりました。
ですが国や国民は権力者の使有物というとに変わりはありません。そのため、雑に扱おうと、殺そうと、何をしても権力者の自由です。
そこで、権力者が国民を大切にし、国民のために尽くすようにするために、国家最高の存在である天皇は国民を”おほみたから”(宝物)としました。
これにより日本は、国民は国のため、権力者は国民のため、そして権力者は国家の責任者として素晴らしい国となりました。
|権力者は国民のために
日本は昔から災害の多い国です。そのため昔から建物や食料などのインフラを整えることをしてきました。
江戸時代では、火災を広範囲に広げないために簡単に倒せる家を建築し、災害時の食料として御蔵米を奉納するようにして対策をしました。
このように国はいつだって国民のために頭をひねらせてきたのです。
今の日本はどうでしょうか?
|先人の「知恵」に学ぶ
今の日本の政府は本当に国民のために精を尽くしているのでしょうか?
YesかNoかの判断はできませんが、どこか自分たちのため、世界にいい姿を見せるため、アメリカのため、というような印象がします。
ここも出お読みしてきてくださった方や、歴史を学ばれている方はわかると思老いますが、今の日本はまるで昔の日本とは違い、大切な"日本の心”を失っているように感じられます。
国民が安心安全に暮らすには?
災害時の対策は?
今後の日本は?
素敵な志を持って立ち上がり、政治家に立候補して来た多くの方々の多くは、途中で心を失い、国のためではなく、自分が政治家になるためというルートに変更している人がほとんどです。
僕たち国民も考える必要があります。そして政治に目を向け日本を取り戻す必要があります。
|これからの日本
今後の日本は、一部の国民だけでなく国民一人一人が宝物として大切に扱われ、そしてすべての国民が、「豊かに」「安心で」「安全に」暮らせる国にならなければなりません。
競争、私欲、誹謗中傷、奪い合い、報復、このような心は捨て、愛、同情、分け合い、理解、受け入れ、このような心が必要です。
|日本書紀にある日本の始まり
最後に原点に返ってみましょう。日本はどのようにして造られたのか、日本書紀に書かれているものを略して紹介します。
「伊邪那岐命(イザナギ)と伊邪那美命は 豈国無歟(あやくになけむや)と言って 於能碁呂島(おのごろじま)を作った」
このように書かれています。
これを簡単に訳してまとめると、
「誰もが喜びあふれる楽しい国をつくろう」
そう言って日本は作られたということです。
|終わり
お読みいただきありがとうございました^^
皆さんはこの記事を読んで何を思いましたか?
日本は本当に素晴らしい国です。しかし、戦後から日本の真の美しさは失われていきました。
時代の転換期にある今、もう一度真の日本を取り戻し、世界に広めましょう。
「争いのない、皆が笑顔で喜びあふれる豊かで安心な国を、愛のある国を」
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