僕が『ミニマリスト』を目指して最初に手放したモノ

みなさんこんにちは。だるまさんです。
前回は『僕のミニマリズムとの出会い』について書いていきました。
今回はミニマリズムという生き方に出会って初めて行動を起こしたといってもいい、1番最初に手放したモノについて書いていこうと思います。

僕が最初に手放したモノ。

僕がミニマリズムを目指して、1番最初に手放したモノ、それはズバリ、『テレビ』でした。
なぜ1番最初にテレビを手放したかというと、僕の抱える病気にありました。僕は自己紹介の投稿にもある通り、2020年3月にうつ病を発症しました。うつ病になった原因は、当時の様々な状況が重なって発症してしまったと思っているのですが、その大きな原因の1つがコロナウイルスです。

『テレビ』と『コロナウイルス』との関係。

一見すると、コロナウイルスがテレビを手放す理由と関係ないように思われるかもしれませんが、僕にとっては大いに関係ありました。
当時、外国でコロナウイルスに感染して死亡する人が激増していて、東京でも感染者数が日に日に増えていっていた状況にありました。ウイルスに関する情報も錯綜していて、ニュースでは様々な報道がされていました。自粛要請が出ていた中で外に出ずに、手軽に楽しめるものはまさにテレビでした。リモコンの電源ボタン1つポチッとすればすぐに楽しめる。ひとたびテレビをつければ、ウイルスに関する情報や予防法、その日の感染者数など大量の情報を受動的に受け取ることができ、僕は食い入るように見てしまっていました。

過度に不安を煽る報道。

この大量の情報を浴びてしまった結果、僕は不安感が日々増大していきました。人は遺伝子レベルで不安に対して過敏に反応してしまう生き物です。そのため、ニュースというのは、ネガティブな報道のほうが視聴率が稼げるため、情報が偏ってしまうのです。そのことを知っていれば冷静に理解することができたのに、当時の僕はそんなことも知らず、受動的にネガティブな情報を受け取り続けたのに加え、当時の様々な状況が重なり、結果としてうつ病という形で影響が出てしまいました。

テレビを手放すことへの不安。

ニュースはメンタルに悪いと身をもって経験した僕は、体調が少し良くなってきたころ、テレビを手放す決意をしました。手放すことへの抵抗感はもちろんありました。「普通一家に一台テレビはあるよな」「周りの人との会話で話についていけなかったらどうしよう」「トレンドな話題をキャッチできないのでは?」「社会から取り残されてしまったら、、」いろんな不安がありましたが、なによりうつ病になった僕がまたもと通りの生活に戻ったら、うつ病を繰り返してしまうと思い、思いっきり変えてやろうと思えたことが原動力となりました。

テレビがなくても大丈夫。

実際に手放してみた結果、全く問題ありませんでした。僕はもともとスマホでもニュースを拾っていたので、自分で調べて主体的に情報を手に入れることで必要な情報を選択でき、記憶にも残ってプラスでした。また、周りの人と話していても、テレビ番組の話はほとんど出てこないことに気づきました。学生だったらもしかしたら別だったのかもしれませんが、現代社会においてはネット動画の方がむしろ話題に上がります。たまに観たいドラマもありますが、それもパラビやTVerで見逃し配信を観ることができます。といった具合に当初抱いていた不安は全くといっていいほど現実化しませんでした。

テレビを手放して得た新たな暮らし。

テレビを手放してみて、むしろプラスになったように思います。以下、僕がテレビを手放してみて、良かった変化をまとめます。

①ストレスが減った。
これはもともと僕がテレビを手放す目的としていたことで、見事に実現されました。ニュースを見なくなったことで、過度に不安になることが減り、メンタルも安定してきました。もちろんニュースが全く必要ないとは言いがたく、スマホでニュースを観て不安になることはありますが、主体的に情報を取りに行くことで、本当に必要な情報を取りにいくことで、余計な情報から受けるストレスは格段に減りました。僕がうつ病を克服できている要因の1つとも言えます。

②部屋がスッキリした。
テレビを手放したことで、部屋の物理的な空間に余白が生まれました。テレビ本体のほかにもテレビ台、レコーダーといったテレビに付随して必要だったものも同時に必要なくなり、スッキリしました。人はモノからも無意識のうちに影響を受けてしまうモノなので、余白のある部屋は、メンタルにもいい効果を与えてくれます。

③時間が生まれる。
テレビをだらだらと観ていた時間がなくなり、時間的余裕が生まれました。テレビをなくしてみて、自分が今までテレビを見る時間にどれほど時間を費やしていたか、知ることもできました。自分が思っていた以上にテレビを見ていたことに気づき、これだけ時間があったらもっとしたいことできたよな、と思わせられました。また、人は退屈な時間はいつまでも耐えられないようで、別の違ったことをしたくなってきました。現在は友人と楽しいことをしたり、今まで自分のしたかったことをしたり、有意義に過ごすことができています。このnoteの投稿も然りです!

僕がテレビを手放した方法

最後に、良いことだらけだったテレビの手放し方法を書いておきたいと思います。
僕はメルカリに出品しました。粗大ゴミに出したり、友人に譲ったり、手放し方は様々あると思いますが、僕のテレビは買ってまだ日が浅かったこともあって、どうせ手放すなら少しでもお金に換えられたらと思い、フリマアプリを利用しました。梱包は面倒だったので、お任せできるサービスを利用しました。自分の不要なモノが誰かの必要なモノに変わると思ったら、嬉しくなった記憶があります。ジモティーを利用すれば直接譲り先の方と会うことができて、こうしたことを実感できるので、個人的にはとてもおすすめです。

以上、今回は僕がミニマリストを目指して初めて手放したテレビについて書き綴ってきました。少しでも皆さまのお役に立てたら幸いです。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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