世界で一番、子ども時代を幸せに過ごせる国を目指して始めたこと
誰もが生きやすい社会を目指す団体daremogaのジュリです。
先日、ひっそり「だれもがサミット第1回」を開催しました。
ひっそり、というのはSNSなど公に参加募集を出さずに
わたし(ジュリ)の知り合いに声をかけました。
なんと、37名の参加申し込みがあり
35名の方が参加という・・・すごい参加率でした。
テーマは
「世界で一番、子ども時代を幸せに過ごす国になるために」
参加メンバーがこれまたすごかった
横浜市議会員、児童精神科医、臨床心理士・スクールカウンセラー、眼科医、ファイナンシャルプランナー、ペアレントトレーナー、産業カウンセラー、キャリアコンサルタント、保育士、高校教諭、元小学校教諭、保健師、看護師、放課後等デイサービス職員、児童発達支援管理者、フリースクール教員、不登校児の保護者、発達神経症のお子さんの保護者、里親ファミリー管理者、キリスト教会牧師の妻、生活困窮者への居住サポーター、そして発達障害やグレーゾーン・学校に行きづらさのあるお子さんを育てるお父さん、お母さんたち。
だれもがサミットの目的は
「縦のつながりになりがちな支援を
縦横無尽につながる〜Good Loop〜を作ること。
「誰に相談していいかわからない」ために
時間が過ぎて、思春期以降に多くの問題を
抱えて困り果てていく、そんな親子を減らして
必要なサポートにつながるためにも
そして、支援者同士がお互いの壁を乗り越えて
情報交換して、サポートし合えること。
オンラインで開催したので
小グループに分かれて、このテーマについて
それぞれ話していただきました。
最後に発達専門の作業療法士、daremogaの発達アドバイザーである長岡ゆかさんが「真の多様性」について短くお話をされました。
彼女の話はいつも核心をつくのでグッときます。
すべての子どもは比較されず
人としての個を大切にされ
幸せに生きる権利がある。
いつ目を開けるかわからない子も
短い人生かもしれない重篤な子どもも
人生の最後に
「いい人生だったなぁ」
「幸せだったなぁ」
と思えるように過ごせる世界にしたい
集まった方々はみな知らないもの同士です。
趣味も住んでいる場所も、年齢も職業も異なります。
でも、子どもの幸せと未来を守りたいという
熱い想いを語り合いました。
ご感想の一部をご紹介します。
「多様な立場の方々と出会え話せ、子どもの幸せを願っている共通の想いをシェア出来ました。」
「保護者の方は悩みながらの子育てが進行形なんだとより実感しました。」
「「行動には絶対背景があるから、その背景を見るようにして、絶対にやり込めない」というお話は心にささりました。」
「人と出会うって素敵だなと思いました。」
「身近な人たちの輪から、真の意味での多様性を認め合う世界への一歩が踏み出せたらいいなと思います。」
など、素敵なご感想をたくさんいただきました。
SNSで声をかければもっと多くの方が参加できたでしょう。
でも、心理的な安全の場で、信頼できることを第一にしました。
そして、人数より大切なことは
信念と志のある一人の人が、同じものを目指す人と繋がることです。
無差別に理念やミッションを拡散するより、
顔を見てビジョンを分かち合い、それをまた違う知り合いに広げていく。
そういう「一人一人との出会い」を大切にしていきたいと思っています。