私ひとりがクーラーの温度を上げたところで
地球は何も変わらない
でも私が空き缶をポイ捨てしたら
巻き起こるのはどんなバタフライエフェクト
時空の歪みすら生じさせかねない
まるでマーベルのSFドラマ
ペットボトルは綺麗に洗ってラベルを剥がしてリサイクル
この行いがどこか遠くの蝶を羽ばたかせて
いつか私の元へやってくると信じて
待っている馬鹿野郎がここにいるよ
聞こえるかい
この小さな呼び声がミシガン州のおばさん愛用の
ラジオのノイズになる
縦にしても横にしても叩いても直らないのは
それが心の歌だから
魂はしつこくジェット機にへばり付いて
どこへでも飛んでいくからね
聞こえるまで何度でも言うよ
届くまで歌い続けるよ
例え蝶の羽が千切れても
今度は私が羽ばたいてゆくから
そうあなたのもとへ
寂しくて凍えてるあなたのもとへ
そのことがどんな嵐を巻き起こそうが
知ったこっちゃないってのを
地球では愛っていうんだ

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