男性にも観てほしい“生理”の映画 【パッドマン】
TSUTAYA、Netflixで配信中!!
愛する妻の為に生理のタブーに挑んだ
事実に基づく男の物語 お勧め★★★★★
パッドマン 5億人の女性を救った男
【あらすじ】
インドの小さな村で、
ラクシュミと妻のガヤトリは
穏やかな新婚生活を送っていた。
ラクシュミは結婚して初めて、女性が生理時に
古びた布を使っていると知る。
妻を想ったラクシュミは、清潔なナプキンを買ってくる。
だがガヤトリはナプキンを受け取ろうとしない。
高額すぎて使い続けるのは不可能だった。
ある日不衛生な布で感染症になる女性も多いと知ったラクシュミ。
彼は妻を危険から守りたい一心で、
安価で安全に使用できるナプキンの製作に取り掛かる。
しかしそんなラクシュミの行動は、
女性の“秘め事“に興味を持つ変態として扱われてしまう。
【解説】
安全な生理用品の普及に貢献した、
実在するムルガナンダさんをモデルにした作品。
2001年の段階でインド全体の12%ほどしか
生理用ナプキンを使用していなかったという。
経血で汚れた布を洗濯して干すんだけど、
服(サリー)の下に隠して干している。
生乾きのボロボロの布で生理の1週間を
凌ぐインドの女性たちの習慣が見える。
驚きなのが生理中は家の中に入れず、ベランダのような
場所で過ごすという日本人では理解出来ないならわし。
他にも生理中の女性が寺院に入れなかったりと、
“穢れ“として扱われることも。
女性自身の口からも生理は“秘め事“となり
関わろうとする男性を拒絶する。
男女どちらとも医学的な知識が足りないんだと
気づかされる。
そんな過酷な性差がある環境で、愛する妻の為に
絶対にギブアップしない主人公に感動!!
男女が均等に扱われる世の中になるよう
彼の行動は未来に大きな意味を持っている。
文
Dara