バカは鬱病にならない。

私は大学四回生の時少し鬱になって、卒業は何とかして、少しバイトをしてから就職しましたが鬱が悪化して退職し、それから大鬱になって入院し、診断結果は統合失調症でした。
以来２２年間薬を飲んでます。睡眠薬なしでは夜は眠れません。

今はストレスと不穏の時代、ゆうきゆうさんのクリニックが関東でかなり広がってます。関西にも来たのかな？

で、タイトルですが、アホ、バカ、間抜け、あんぽんたんは鬱病になりません。それだけの責任感を感じる脳が鈍いし、世界に対して目を向けないのです。とはいっても利点も多い。
いい意味で空気を読まないからある意味でタフ、んで鈍感。

鬱は誰でもなる可能性がありますがなりにくい職種もあります。アスリートは少ないそうです。
単純作業の工員さんも結構少ないらしい。理由は不明ですが。

とにかく、なりにくいだけでいつか突然なることもあるのが鬱の厄介なところです。人によっては寒暖差で悪化したり、季節的になる人もいます。

大鬱から抜け出せなくて何十年の人もいます。鬱は地獄の病気です。完治はある意味ではない。誰でも再発する可能性がある。なった人は。

私はコロナ禍の前から体幹トレーニングを朝に取り入れて、鬱どころか幻聴もほとんど消えました。とにかく体を動かすのはいいということです。

そして、可能な限り歩く、今日も五千歩歩いてきた。

メンタルクリニックにかかる人を弱い人だと思ってたら大間違い、自分の内面と闘うために決意した人たちです。

むしろ、常に恫喝体質でイライラしていて、暴走気味の人は実はある程度鬱の症状が出ても誰も同情してくれません。自業自得だから。

でも、鬱は心の癌なので、ほっとくと大変なことになります。早めの治療はかなり効果的、仕事はまず休職することです。それが無理なら辞めればいい。それができないブラック企業なら相談窓口に訴えるべきです。

ツレがうつになりましての望月さんはブラック会社の過剰労働でなりました。彼の場合細川さんがとことんついていてくれたから何とかなった。

でも、定型鬱、非定型鬱とか、色々あります。しなければならないことはできないが遊びは出来る。でもそれでも鬱の場合があります。

学生時代にガンガン勉強してきて就職したら力が落ちる人はそのタイプが多い。社会という荒波で見えないプレッシャーに押しつぶされるのです。

私は地元、さいたま市、福岡で精神科デイケアに通いましたが起きている時間は延々と幻聴が聞こえてそれと会話する人、音過敏症で常にびくびくしている人、色々な人と会いました。私と同じ症状の人とも何人も会いました。

言えることは、社会ははずれもの扱いしすぎです。

これを書くと少し社会的に怒られそうですが、ノーベル賞のアルフレッド・ノーベル、エジソン、二コラ・テスラ、彼らは精神疾患があった。

テスラのCEOのイーロン・マスク氏も多分なんかある。だから薬物に走る。

ダークナイトで死後にオスカーを得たヒース・レジャーは双極性障害だった。過剰投与で亡くなりましたが、あのジョーカーが統合失調症なわけがない。イメージ先行のいい迷惑です。

ロビン・ウィリアムズも鬱病で死んだ。不幸なことです。

とにかくこれだけは書いておきたい。メンタルの病気なんか実はなくて脳の神経細胞の反応が悪くなるのだから脳の不調であり、体の病気です。

心の病気なんてものは存在しません。心は定義できないから。

見下す前にてめえがかかった時には誰も助けてはくれないからな。なめんなよ。

人口の１％は必ず統合失調症になります。いつの時代でもどこの国でも。

正体が不明な時は巫女さんだったりシャーマンとしてあがめられたり、色々あったそうです。

とにかく病気で人を差別するなと言いたいですね。癌はメジャーで鬱はマイノリティかいな？そんなわけない、癌宣告で鬱になった人はどうすんの？

鬱は現代病ではありません。いつの時代もあった。紀元前数千年前の中国の漢方には鬱に効く漢方があったそうです。

とにかく、鬱の人は内面で地獄を味わっているのだから見守ってあげてください。側に人がいたらビルから飛び降りたり、電車に突っ込んだりしにくいですから。

一人暮らしで鬱になったらかなり最悪なので入院をお勧めします。とにかく長期間見守る、それしかないです。

時間と年齢で回復することもあるのですから。

駄文と長文にお付き合いしてくださりありがとうございました。

私は１００歳まで生きるつもりです。