病み落ち(だいたい5日間)
溝のような数日間でありました。
幾度となく繰り返して、それでいて毎回新鮮に苦しいいつもの時間を過ごしました。
動悸、涙、ごめんなさい、消えてしまいたい、憎い、楽になりたい、助けて、もういやだ。
具体的には11月5日から心が乱れ始めて、特に8~9日の2日間がしんどかったです。
ちなみに当時の一部の様子はこちら↓の日記から確認できます。
noteと内容は概ね同じですが、ご興味ありましたら。
今は振り返るだけの心の余裕ができたのでこの記事を書いています。とは言ってもまだまだ本調子とは言えません。動悸はするし、朝ごはんもスティックパン1.5本とウィダー、それにカロリーメイトのままです。
少し元気を取り戻せたのは、自分の誕生日を利用して家族に寿司とチーズハンバーグとバニラシェイクをご馳走してもらえたからです。
誕生日当日に食べた茶碗蒸しは特別美味しく感じました。
それらのおかげで、昨日あたりからnoteを書くゆとり自体はありましたが、これまでの経験から、病み上がり(本当の意味で)は大事を取るべきと学んでいるのです。
今回の病み落ちピーク期間では、音楽にたくさん助けてもらいました。外からの音を一切遮断できたことと、心地よい音と言葉に触れることができたからです。私のような人にオススメされてアーティストさんに迷惑ではと思うので曲名は割愛します。
以下、病み落ちした簡単な経緯です。
気分が落ちる少し前から、明確なストレスがありました。
ひとつは、近所で工事が始まったことです。
自室にいても、重機が移動する音、何かを削るような音、人の声が聞こえてきます。更に、作業する振動が寝具にまで伝わってくるのです。なので自室にいる限り常に音と揺れがありました。
私は居心地の悪さを感じながらも、それでも家のどこよりも安全な場所が自室であったため、我慢していました。
もうひとつは身内への苛立ちです。
私の上の姉兄は実家の手伝いをしています。
しかし、手伝いの時間になっても起きてこないのです。そのため、母が起こしに部屋まで行くのですが、それでも起きず、手伝いにいこうとしないのです。毎朝、母が姉兄を起こす怒号が聞こえます。私が怒られている訳では無いのに、こちらが緊張して萎縮してしまいます。
この件は別記事を立てようと思います。これは昨日今日の話では無く、様々な感情が私の中で渦巻いています。
これらのストレスが重なり、やがて常に動悸がするようになり、あっという間に気分は地の果てまで転がり落ちました。
あとはこれまで経験した通りではあります。
人に会いたくなくて、いつ家族が部屋を訪ねてくるのかと怯えます。LINEで一言「今は部屋に来ないでほしい」としたためることも出来ず、布団を被って外部から身を隠します。少しでも手足が布団の外に出ていると、自分が剥き出しになっている気がして、何度も布団をかけ直します。
喉には塊が出来て、呼吸がしづらくなります。きっと原因はあるのでしょうが、どうして苦しいのか、何が嫌なのか自分を分析できなくて、ただ「苦しい」だけが頭と自分の内側で溢れてミチミチになります。
海に溺れた人が、息が出来なくて、酸素を取り込むために本能で海面に浮上しようとするように、楽になりたくて、直感的に「死んでしまいたい」と思ってしまいます。それが一番楽で簡単で最短の手段だと思ってしまうからです。
とにかく疲れます。いつかの、気分が落ちた後間もなく受診したメンタルクリニックで「疲れました」と先生に話したことがありました。
病み上がりはそんな感じです。ずっと溺れてたんだと思います。
「動悸」「食欲不振(甘い物のみ)」「喉に塊」「人の気配が嫌」「苦しいで埋め尽くされる」
この辺りが大体私が病み落ちするときの常連メニューです。
病み落ちする度に、私の中の「普通」や「まとも」な部分が失われていく気がします。どんどんバケモノになっている気分です。他者に迷惑をかけながら助けてもらわないと生きていけない化け物。
助けて貰った分返していくべき。それなら早く消えるのが一番のお返しなんじゃないか。私からあげられるものは何も無いと思います。
また病み上がって病んで落ちるの繰り返し。
この先もまた絶対来るであろう苦しみのどん底を思うと本当にうんざりです。
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