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伝える力の話
投稿17日目。
おはようございます、フルタイム勤務主婦のまみちです。
現在午前8時53分。
フリーランスになるまで残り1835日の朝です。
mixiって知ってます?mixi。
ここ最近mixi2みたいなのがリリースされているらしいですけど、今私が言っているのはかつて私が高校生の頃誰もがしていた今で言う、SNS。
そこにフォローしている友だちから自己紹介みたいなのを書いてもらうところがあって、ある友だちが私の紹介に書いていた内容を今でも覚えています。
いつもテンション高いまみち。「やばい」が口癖。
え?やばくないですか??
このエピソードを思い出さずにはいられない、今回読んだ本がこちら。
本の中で紹介されている、感想を書くうえで悪い言葉3つが、
①泣ける
②やばい
③考えさせられる
ここを読んだ瞬間、先ほどのエピソードを思い出しました。
書評家として活動されている三宅夏帆さんの書籍です。
最近はYouTubeでも活動されていて、膨大な読書量に驚かされています。
私はここ数年、読んだ本を読書ノートにまとめ、インスタで紹介する個人的な趣味を続けています。
このnoteでも趣味が読書なので今後も本に関する投稿をする予定です。
そのため、ほんっとうにこの本に出会えてよかった。
最近本を読んで、SNSで紹介するときにあまり思考を働かせず書いていたなと思いました。
自分の感想を言語化する上で一番重要なことは「他人の感想を見ないこと」
まさに見てた。Amazonとかで見てた。
特にモヤモヤして自分で言語化できない感情を持て余したとき、感想をどう綴ればいいのかわからないときに他人の感想に頼っていました。
で、その感想に少しでも共感、いいなと思ったものをあたかも自分の感想であるかのようにインプットし、それをそのまま自分の言葉のように語っていたなと思いました。
まさにこれ、私。
読み進めるうちに、書くことにワクワクしてくる本でした。
書くことは好きだし、伝えることも好き。
でもそれが全て自分の言葉じゃなかった。
文章の才能は存在するかもしれないけれど、それよりも工夫する努力をする方が、文章の完成度が高くなる要素の比重は絶対に大きいのです。
なんと心を励まされる言葉。
「伝える技術」という側面以外にも学んだことがあります。
この本を読んで気づいたこと。
それは、私は文章を書く仕事をしたいのだと。
フリーランスを目指し始めてこのnoteをスタートし、私は書くという分野で仕事をしたいのだと再確認することができました。
本当にこの本当の出会いに感謝です。
ここまで読んでちょっとこの本が気になってきたというあなた。
特にこの本の良いところを最後に紹介させてほしい。
三宅さんの抜粋で第6章にプロの例文が3つ、紹介されています。
それがとてつもなく素晴らしく、みなさんはじめから読む前にここから読んでほしい!と思うほどです。
圧倒的なオリジナルなその人だけの言葉で圧倒される「推し」への愛。(最果タヒさん)
アイドルが好きでもない私にその圧倒的「好き」がみなぎる文章を読ませ、ニヤニヤさせられるほどの表現力。(三浦しをんさん)
近寄りがたい古典文学を身近に感じさせる巧みな文章力。(阿部公彦さん)
はぁー、素晴らしい。自分もこんな文章を書きたい。
そう思うこと間違いなし!
定期的に読み返したくなる今後のバイブル的な存在になりそうな1冊でした。
ということで、参考にしてだいぶ気合い入れた本の感想でした。
今の私はこれが限界。
もっともっと魅力を伝えられる文章を書けるようになりたいな。