子どもから無理なお願いをされたときの対応とは?
★今回の記事は、実際の話をもとに内容を変えて書いています。
無理なお願いに対する親の発言
先日、ある人が涙を流しながら話してくれました。
30年以上前の中学生の頃、
ご自分の部屋がなく、二人の妹さんと川の字になって寝ていたそうです。
一人になりたいし、静かな場所で勉強もしたい。無理なお願いと知りながら、思い切ってお母さんに言いました。
「自分一人の部屋がほしい!」
「気に入らないのなら、出ていきなさい!」
お母さんは怒鳴るように言ったそうです。
心の傷として残る
言った本人(母親)は、すっかり忘れているでしょう。
しかし、言われたほう(子ども)はしっかりと記憶に残っています。30年以上経った今でも、思い出すと泣いてしまうほど、心の傷になってしまいました。
中学生は、まだ一人で生きていくのは無理です。
「出ていきなさい!」
一番頼りにしているお母さんから言われた!
その時のショックと不安が、現在でも心の奥底に潜んでいたのです。
無理なお願いをされたときの対応とは?
親御さんとしては、いきなり無理なことを言われました。してあげたくてもできないというジレンマから、ついつい怒ったようになったのかもしれません。
その気持ちはわかるような気がします。
しかし、思わず出た発言で子どもの心を傷つけるのは避けたいですね。
では、どうすればいいのか?
たとえ受け入れがたい内容、無理なお願いであっても、
まずは肯定的に受けとめることが大切です。そして、最後まで聞きます。
「ああ、そう思っているんだね」
(あなたの話は聞きましたよ~)という態度を見せることが重要です。
願いが叶わなくても、子どもさんの心の傷になるようなことはありません。
やってしまった!その後
お母さんも人間。
感情的になって、ついつい心にもない発言をしてしまうことだってあります。
はっ!と気づいたとき…
素直に謝れたら素晴らしいです。
親としてではなく、一人の「ひと」として。
子どもは親の所有物ではない、
違う人生を歩む別の人格だと尊重できれば、接し方も変わってくるでしょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
★LINE登録いただいた方に5つのお役立ちプレゼント!
①発達障がいの特性とその対応&配慮(おすすめの11ページ)
②ASDとADHDの共通点&相違点
③抑うつ気分の評価・スコアシート
④子どもが「〇〇したくない」時の効果的な言葉がけ
⑤ADHD薬物療法について
(全てファイル形式のPDF)
★ワンコイン(500円)30分カウンセリング
お気軽にポチっと⬇️⬇️
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?