55歳 バツ2男のトレーニングジムにて
今日もめちゃ暑い
うんざりするほどの暑さだ・・・
ニートの私は、車を走らせジムへ行く
今日はジムでトレーニングの日
今は、この時間が待ち遠しい~
トレーニングに集中して汗を流すことが
とても気持ちいい
10ヶ月の通っていると顔を合わせるメンバーは
大体同じなので、顔見知りになる
平日の午前中だ、若い人は少ない
ほとんどが、定年退職をむかえた 私よりも年配の男女の方々・・・
顔見知りと言っても話込むほどの仲ではない
あいさつをするていどのモノだ
果たして周りは私のことをどう見ているのだろう
会長には正直に無職です、とは言ってある
まあ~どう思われようと、目的はトレーニングなのだから
気にすることはない・・・
ストイックにトレーニングに励む
ほとんどが、このジムの近所のひとみたいだ
会長と世間話をしたり、来た人同士で井戸端会議的は話で
盛り上がっている
私は話す相手もいなければ、話かけられることもないので
トレーニングをしているのだが
聞き耳だけは、たてている
話声は聞こえてくるから・・・
(へ~この人は元教師か~)
(この人はゴルフ場の社長か~)
(へ~もう15年通っているのか~)
どこどこの料理が美味しかった~
うちの旦那は、どうだ、あ~だ・・・
病院へ行ったら、こんなこと言われた・・・
なかなか面白い・・・
普段は自分の部屋にとじ籠って刺繍をしたり本を読んだりで
人と関わることのない私にとって
トレーニングジムでのひと時は
私にとって唯一貴重な社交場なのだ
話はせずとも、その空間に居るだけで世間というモノを
感じることができる
そして私より歳上の方が筋肉モリモリで、トレーニングをしている姿に
あこがれと尊敬の思いで見入ってしまう
私もあの人のように成りたいな・・・と
トレーニングジムのおかげで、色々は刺激を受け
今の私の活力になっている
私は救われている・・・
と脈略もなく思うことができる
明日も何か頑張ってみよう・・・
小さいことの積み重ねが、何かに繋がっていることを
願って・・・
福~バテるなよ~
福「それはこっちのセリフだ~自分の心配しろ~」
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