藤井竜王の1年ぶりのタイトル挑戦

48期棋王戦が開幕しました。
渡辺棋王に藤井竜王が挑戦する今回のタイトル戦。

もうタイトル戦に出るのがすっかり当たり前な藤井竜王ですが、タイトルの挑戦は久しぶりです。
前回挑戦したのは、1年ちょっと前の王将戦です。
それ以降に参加したタイトル棋戦は、すべて途中で負けています。
なんなら今回の棋王戦も、トーナメントで1回負けています。

棋王戦は、馴染みのある人も多いタイトル戦かと思います。
共同通信社が主催で、つまり、地方の新聞には、棋王戦を載せているところが多いです。
私も実家で取っていた新聞でも棋王戦が載っていました。

私がその新聞を見だしたころの棋王は羽生九段でしたから、いまだに棋王と言ったら羽生九段のイメージがあります。
でもここ数年で新聞を見出した人だと、渡辺棋王のイメージが強いのかもしれません。
いや、最近自分が棋王戦の載っている新聞を全く見ていないからかもしれません。

なんといっても棋王10連覇で、これは羽生九段の12連覇に次ぐ記録です。
B級1組に落ちたあの時期でも、棋王だけはしっかり防衛していました。

そんな渡辺棋王、棋王戦は2014年40期以降ストレートでの防衛がありません。
ここ最近は3勝1敗での防衛が続いています。

初戦は藤井竜王が勝ちました。
しかし、初戦を落としてから3連勝防衛も渡辺棋王は経験があります。
これからの展開が楽しみです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?