【PEARL CENTER x Soulflex】 AWA公式コラボプレイリスト企画
「Selected by PEARL CENTER x Soulflex x 竹田ダニエル:Mixed Emotions」
2020年上半期で最も惚れ込んだ曲の一つである、PEARL CENTERとSoulflexのコラボ曲”Mixed Emotions"のリリースを記念して、メンバーに声をかけ、AWA公式キュレーターとしてコラボプレイリストを企画させていただきました。
それぞれのメンバーに、「相手のバンドの好きな曲」、そして「一緒に聴いて欲しい曲」を一曲ずつ選んでいただきました。
キュレーターからは、「一緒に聴いて欲しい10曲」と「個人的に好きなPEARL CENTERとSoulflexの曲」を4曲セレクト!メンバーには、それぞれ選曲に関するコメントを書いていただきました。
美しさと強さと繊細さを兼ね揃えた2バンドだからこそ作れるこの「美の破壊力」、そしてパンデミック中に作られた曲だからこそ伝えられる「奇跡のようなメッセージ」。
お互いの音楽性を愛し、リスペクトし合うアーティスト本人たちによって、思いを込めてセレクトされた楽曲とコメントともに改めて聴いていただけたら、リスナーにとっての”Mixed Emotions”もきっと芽生えるはず。
【キュレーターコメント】
・PEARL CENTER x Soulflex / Mixed Emotions
Soulflex, PEARL CENTERのそれぞれのメンバーが今まで歩んできた音楽界での人生を輝くように描き出した曲。 SIRUP, ZIN, Ma-Nu, Matton, inui, TiMT, Zentaro Mori, それぞれの色濃い個性と美しい音楽性が絡み合って爆発するような鮮やかさ。SIRUPの「愛を自由に感じたい」「待ってたってしょうがない、こっちから行くしかない」のバースが特に強烈なパンチライン。
Soulflexセレクト
【SIRUPセレクト】
・PEARL CENTER / Humor
・HONNE / Good Together
Humorは歌詞も好きだし、その気持ちも好きだし、曲も好きです。
選曲したGood Togetherにも同じ解放感を感じて気持ちいい風の吹く日に聞きたい。
【Ma-Nuセレクト】
・PEARL CENTER / さよならなら聞きたくないよ
・Caleborate / Pull Up
はじまりから終わりまでの繊細なテンションの緩急、その振り幅の狭さが曲の奥深さになってて好き。
選曲した曲はまっすぐな軌道で進むが、自分の感度に反応するタイミングがしっかりあって、この2曲は音楽の1つの「聴き方」を楽しめる。
【ZINセレクト】
・PEARL CENTER / yellow rose
初めてライブを見たときに特に心奪われた曲。静かに燃えたぎる曲調がドラマティックであり哀愁的で最高。
・The 1975 / Love it if we made it
エモーショナルに歌いあげるボーカルと、それに対し淡々と進んでいくトラックのギャップに心奪われる。展開がPEARL CENTERの楽曲にも通ずる感じがして一緒に聞きたい曲!
【Mori Zentaroセレクト】
・PEARL CENTER / Blue Hour
ゆったりとしたグルーブと叙情的な歌詞に、夢見心地でいて、ほんのり切ないような気持ちにさせられます。
・Majid Jordan / Gave Your Love Away
メロディアスかつ、享楽的な感じがかっこいい1曲。
またご一緒できたらこんなんもやりたいです。
PEARL CENTER セレクト
【MATTONセレクト】
・24 / Soulflex
スローで儚なく重たく切ない中にも、強さという一言では括れない「パワー」や「祈り」や「希望」が同居する。Soulflexはとんでもなくスキルフルで各人の個性が炸裂しててそれだけで圧倒的なのにそこに「人間」が溢れまくってるのが奇跡。
・Sanctuary / Joji
Jojiは存在や楽曲がもうなんかMixed Emotionsを体現してる気がしてて。自分でも何言ってるかわからないけど、SoulflexにもPEARL CENTERにも我々の曲『Mixed Emotions』と並べて聴きたいアーティストなのだ。
【TiMTセレクト】
・Free Ya Mind / Soulflex
Soulflexの中でもトラック感と生感のバランスが大好きな曲で、ボーカル3人の乗りこなしも完璧な非の打ち所がない傑作。好きすぎて多分フルコーラス歌えるんで、今度飲んだ時に一緒に歌ってください。
・Can You Stand The Rain / New Edition
Mixed Emotionsの制作時にも参照した、僕の大好きなJam & Lewisプロデュースの名バラード。今の時世やMixed Emotionsのテーマにも通づる歌詞ですし、何よりメロディが極上なので、是非合わせて聴いてみてください。
【msd.セレクト】
・Someone Like You / Soulflex
このプレイリストを作成するにあたって
改めてSFのほぼ全ての曲を拝聴した。
選曲がとても難しかったけれど、個人的に一番イントロからノれた曲を選ばせていただいた。
シンプルなリズムトラック、コンプ感、ボーカルに寄り添うようなベースラインが心地よく、真骨頂である様々なアプローチのフロウがきもちよく踊らせてくれる。飾りのウワモノも最小限だけど一つ一つが存在感があって楽しい一曲。
・Weight in Gold / Gallant
単純に最近聴き直した曲のなかで一番刺さった曲。
自粛期間のなかでいろんな抑圧を感じたり様々な情報からくる葛藤に向き合う場面があり、その心情を表してくれた曲だった。リリースされた当時にもこのアルバムは何度も聴いていたけれど、改めて詩の内容や解釈を調べたり考えるととても感慨深い一曲。この抑圧の中、もがくような心情からくる叫にも似たファルセットやトラックが魂を揺さぶってくれた。
からのMixed Emotionsという並びでおすすめしたい。涙流しながら満面の笑みを浮かべ踊り狂ってしまうようなッ圧倒的解放感増し増し!
【inuiセレクト】
・Lucky / Soulflex
日々の景色に色をつけてくれるようなポジティブさ。この曲のおかげで救われる日があったり。
・SUGAR / Brockhampton
これはラブソングですが繰り返すフックとマイクリレーの感じなどはMixed Emotionsと通ずるところがあるのでは?
竹田ダニエルセレクト
・オーナメント / PEARL CENTER
ストロークス やMGMTなど、インディーロックがインスピレーションだったとmattonがツイートしていたが、90年代邦楽のスタジアムバンドのDNAが感じられる。シンプルな8ビートを飾るシンセがクラシックなギターサウンドを支え、The 1975のようなニューサウンド感が今っぽい。
・The Funner / Soulflex
ストロークス やMGMTなど、インディーロックがインスピレーションだったとmattonがツイートしていたが、90年代邦楽のスタジアムバンドのDNAが感じられる。シンプルな8ビートを飾るシンセがクラシックなギターサウンドを支え、The 1975のようなニューサウンド感が今っぽい。
・時は / PEARL CENTER
甘く鼻にかかった歌声が語る愛の言葉に酔いしれる。ブラスセクションの壮大なゴスペル感を取り入れてもここまで美しく仕上げられるのは、呼吸をするように個性的でジャンルレスな音楽を生み出せるPEARL CENTERの特権だろう。
・Testimony / Soulflex
ループするベースリフとトライバルなパーカス、ミステリアスなギター、これぞSoulflexのヴルーヴが本領発揮!厚みと表現力の豊かなZINの歌がメインでSIRUPがファルセットで入るという贅沢な構成。
他にも、夏らしさを感じるような、かつPEARL CENTERとSoulflexとも相性の良い曲をセレクトしています!両バンドの良さを、このプレイリストを聴いて、そしてアーティストの目線のコメントを読むことで改めて感じていただけたら嬉しいです。
AWAアプリのリニューアルについてはこの記事で紹介しています!音楽をもっと知り、楽しむための企画が豊富に詰め込まれています。
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