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要はハローキティになりたいってワケ
私はDangerousbaby という名前で
インスタ、Web Shopを運営していて
たまにイベントなどをやりながら活動している。
取り扱っているものは
商品化しているものでは古着からスタートし、
古着のリメイクをしたり、
オリジナル商品を作ったりしていて
水面化で実は粘土細工をしたり、
刺繍をやってみたりしている。
最初は「古着が好きだから古着屋をやりたい」という
古着好きであれば一度は抱いたことのある願望を
形にしただけだったけど、
やっていくうちに
どうにも古着だけでは物足りなくなり
色々と手を出してきた。
その結果、完全に方向性を見失った(笑)
そして、
自分は「古着屋オーナー」なのか「デザイナー」なのか、
Dangerousbabyは「店」なのか「ブランド」なのか?
今まであまり明言してこなかった。
というか、できなかった。
実質活動休止のようになっていたこの約1年間
ず〜〜っとこのことについて考え、
模索してきた。
そんなある日、PCがストレージ不足になり
仕方ねぇな。。。。と画像整理をしている時
一枚の写真が出てきたんだ。
初心に帰るとはこのことか
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この画像は、ファッションの専門学校に入学して
最初の授業で書いた『私の夢』だ。
(約10年前)
思えばこんな気持ちを
ずっとベースにしていたような
でも、すっかり忘れていたような
とにかく、直筆の文字で書かれた当時の自分の夢のパワーが凄すぎて
頭を離れなくなった。
「これは、今も変わっていない?」
自身に問いかけた質問の答えは
「YES」でしかなかった。
順不同ではありますが解説しますね。
「地元に貢献したい」
これは私が山形という場所で生まれ育ったので
東京だけで生きるのではなく、
地元にちゃんと還元できる人間でいたい。
というピュアっぽい気持ちももちろん孕んでいるが、
田舎で情報や新しいモノがくるのが遅く
上京して「ファッションは楽しい!!!」と
ちゃんと気づくことができたので
「もっと早く出会いたかった」
↓
「じゃあ私がそのきっかけを作りたい」
という田舎コンプレックスを爆発させた夢である。
「ファッションで女の子に夢を届けたい」
自分の一番の得意であり好きなことがファッションなので
ファッションに目覚めた女の子に
「こんな世界もあるんだよ!」と魅せてあげられる人でいたい。
これは別に”女の子に気持ちを持った大人”だって構わない。
今の自分がさらに抽象度を上げて言い換えるとしたら
「誰もが(ファッションに限らず)好きなことを諦めないで欲しい」
そのために、
まずは自分が好きな自分でいることを一生諦めるつもりはないし
諦めたくない人の憧れでありたいし、
何かを通して私と出会った人には
寄り添ってサポートできる人間でいたい。
「可愛いに出会える場所を作る」
これは「自分の店(店舗)を作りたい」という意味で書いたんだけど
デカデカとそう書かないあたり我ながら粋だよね(?)
でも、今になって思うのは
”店舗”として構えるのはやっぱりちょっと違うと感じていて、
「可愛いに出会える場所」であればどんな形でもいいな、という気持ちになった。
今までもイベントスペースを借りてpop upをしてきたし、
これからはこちらから地方に出向いて限定ショップを作ったっていいと思っている。
むしろそっちの方がやりたい。
そうすればこれまで掲げてきた目標
「地元貢献」から派生して「地方貢献」に繋がって、
都会じゃなくたって「可愛い!」に出会える場所を作ることができる。
可愛いと出会うきっかけに自分がなる!
そう考えたらめちゃくちゃしっくりきた。
何なら服じゃなくたっていい
"ファッションは一生を通して好き"
ということは自分の中で確定しているので
それがショップとして成功したら最高だな♪と思って
これまでやってきた。
でも、当たり前だけどショップ運営は
思った以上にやることが多く
全てを時自分で賄おうとすると
冷静に手が回らないのだ。
(何より全てが自分の得意な作業でもないんだ…)
そして最初も述べたように
「なんか服だけじゃ物足んない」
っていう気持ちがずっと消えなかった。
なので、気になったことは色々チャレンジしてきたけど、
それも相まっていつからか
「全部やるか、でもそうするとパンクする、苦手なことは外注したいけどそんな余裕はないからまずは自分で何とかしないと」
もしくは
「自分は古着屋なのかデザイナーなのか?肩書きを決めなくちゃ、でもそうするとやることが絞られるし、あれもこれもやりたいのに全部中途半端だ」
みたいな思考になって身動きが取れなくなった。
でも、10年前の自分が立てた目標に立ち返って気づいた。
「服で成功したいわけじゃない、
夢を与える存在になりたいんだ」
服でどうにかしなきゃ、って思っていたせいで視野が狭くなっていたんだ。
選べる肩書きが「古着屋のオーナー」とか「デザイナー」しかないと思っていたから、
自由に生きたいはずなのに不自由さを感じていたんだ。
別に服で成功する=服が売れる
というわけでもないんだし、
いろんな形があったって良いわけだ。
てか古着屋を辞めて4年以上経って、
その間に古民家DIYしたり田舎に引っ越して
車やバイク乗り回したり土くさい仕事とかしていくうちに
「自分のやりたいことや肩書きを服に留めるのは限界がある」
ということに気づいた。
というか、友達に言ってもらってハッとした。
服を売らなくなっても、
また違うことを始めても、
私が私であることも、
目指している姿も変わらない。
「やっていること」そのものよりも
「最終的にどこに向かいたいのか」が重要なんだ。
掲げるテーマを達成するために自分は何ができるのか
模索しながら生きていくのが私の使命なんだ。
今までは 模索=辛いもの だと感じてしまっていたけど、
これからは 模索=可能性の追求 なので楽しみになってきた。やっと。
つまりハローキティじゃない?
ハローキティは「仕事を選ばない」なんて言われているけど
そうではなく「むしろ全部選んでいる」らしいのだ。
それは、ハローキティが
「どんな仕事も、自分の理念を実現するためにやる」
という気持ちでやっているから、
いろんな枠やジャンルを超えて活躍することが出来ている、ということ。
ハローキティのコンセプトは「かわいい、仲良く、助け合い」です。この精神が世界で共感を生み、ハローキティのブランド・アイデンティティーとなっています
ここまでの話を総括すると、
え、私の目指すところつまりハローキティじゃない⁉️
もしキティちゃんが「ぬいぐるみ業務しか受け付けませんわ」とか言ってたら
私の今までの人生、キティちゃんと関わる機会はきっと一瞬だった。
そう考えたら、
何でもないただの人間が
まだ持ってもない肩書きを選んでる暇なくない⁉️
決めつける前に、まずは動く!
とにかく動く!!
活動していくにつれ、
オリジナルの肩書きが生まれたら
その時に決めて名乗れば良いじゃないか!
もしくはその場に応じて変えたって別に良いじゃないか!
んーーーなんかそう思ったらめっちゃ楽になった。
10年前の自分とハローキティに感謝
というわけで、私の夢は「人に夢を与える存在になること」です。
他にもやりたいことはたくさんあるけど、
どでかテーマとしては
夢を与える存在になること。
もう少し具体的にいうと
なりたい自分でい続けることで人に勇気を与えること、っていう所に辿り着いた。
辿り着けてよかった。
10年前の自分に後押しされて、
ハローキティという人生の先輩に見習って、
やっと確信することが出来た。
これは一度叶えたら終わりではない
死ぬまで変わらないテーマになるでしょう。
というわけで、これからも夢についての記事をモリモリ更新していきます🪽