手帳に毎日書き写しをしている理由
私が愛用している手帳は、ほぼ日手帳です。
2012年から使い始めて、今年で11年目になりました。
使い始めは、わずか1.8cmですが、1年後には12cmあまりに膨れ上がります。
出かけるときにも常に持ち歩いていて、打ち合わせなどで手帳を取り出すと、「一体それは何ですか?」とビックリされます。
どうしたら、こんなに膨れ上がるのか?不思議に思われる方が多いです。
ほぼ日手帳を使う前は、手帳と情報ノートを併用していましたが、2冊を使い分けるの面倒になったので、今はこの手帳1冊で、スケジュールと情報の管理を行うようになりました。
実は、この手帳はもう一つ役割を持っています。
それは、毎日の書き写しです。
毎日、著名な方の名言や考えを書き写しているんです。
今年は、稲盛和夫さんの一日一語を書き写しています。
本の中身は見開き2ページで4日分のメッセージが
収録されています
この本の内容を、朝起きて手帳に書き写しています。
時間は5~6分。気持ちを落ち着けて、丁寧に一字一字書くことから、私の1日がスタートします。
シンプルですが、とても大切なことが書かれてあって、この内容が一日の過ごし方のベースになっています。
そして、もう一度、この言葉を読み返しながら、1日を終えて残りのページにその日の出来事を書いています。
毎日実践している「学びの習慣」「アウトプットの習慣」です。
また、この書き写しを行うことで、これまで経験したことを思い出すこともあり、それがブログのネタになることもあります。
もう一つの書き写しは、バーチカルのページに記録している<365日の名言>です。
これは、敬愛する芝蘭友先生が、毎日午前8時に配信されているメルマガです。
著名な方の名言に芝蘭先生からのメッセージが添えられています。
名言を紹介しているサイトやメルマガはたくさんありますが、その言葉をどのように捉えるのか?について、とても勉強になっています。
そして、毎日配信される言葉が、不思議なくらいその日、その時期にピッタリな内容なのです。
午前8時の配信なので、外出してから受信することが多いため、移動中にメルマガを読んで、昼食や休憩時間に書き写すようにしています。
名言だけを書き写しているのは、この言葉に触れた時に、私自身は、この言葉をどのように捉えるのか?何を想像するのか?を考えるようにするためです。
このように記録しておくと、読み返したときに考え方や捉え方が変化していることもあるので、面白いんです。
書き写しは、11年前から欠かさず続けています。
この書き写しによって、言葉の選び方がスムーズになりましたし、自分の考えをまとめるのも早くなりました。
手帳は、タイムマネジメントや記録力を高めるだけでなく、スキルを高めるトレーニングにも役立っているんです。