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手帳に何を書いているか?(3)

「ほぼ日手帳をどのように活用しているか?」について、ご紹介しています。今日は、毎日書いている1日1ページ以外についてのご紹介です。

私のほぼ日手帳は、毎日1ページ、約15分で、書いたり貼り付けたりしてページを埋めています。それを1年続けていると、厚さ約2cmの手帳が、1年後には12cm越えに膨れ上がります。

それを、2012年からずっと続けています。

2012年から2021年までの手帳

対面で行う研修でこの手帳を机の上に置いた瞬間、受講してくださる方の目が手帳にくぎ付けになっているのがわかります。

休憩時間に「中身をご覧になりたい方は遠慮なくどうぞ」とお伝えすると、みなさん集まってこられます。
そして、ほぼ全員が、毎日のページをご覧になります。膨れ上がっている理由が知りたいのだと思います。

記録を取るだけなら、毎日何を書くのかは自由だと思います。デコってもいいし、何かテーマを決めて書き続けてもいい。

ほぼ日手帳は自由度が高く、紙質もよくて薄いのに裏写りがしないし強い!多くの方に20年以上愛用されていることがわかります。

しかし、私が工夫しているのは、毎日のページではありません。手帳を私の最強のパートナーにするために、工夫していることがいくつかあります。その一つが、バーチカルページの活用なのです。

バーチカルページとは、手帳のマンスリーページの次にある、1週間の予定が見開き2ページで書き込める部分です。皆さんは、このページをどのように使われていますか?


ページのつくりを考えたら、タイムスケジュールを書き込むためのページです。ほぼ日手帳を使い始めた頃は、私もそのように使っていました。

その結果、こんなスカスカな状態になりました

売れっ子のタレントでも、過密スケジュールをこなしているわけでもありませんから、そのまんま使ってもスカスカ状態になってしまうだけです。

それに、この程度のことだったら、マンスリーのページに付箋でも貼って詳細を書いておいた方が、ページをあちこち見返す必要はなくなります。

また、ただタイムスケジュールを書いておくだけのページは基本見返しません。毎日記録でページを埋めているのに、このページだけスカスカっていうのも面白くないな!と思って、5年前からこのページを仕事仕様にしてとことん活用してみようと思いました。

そして、現在、どのように活用しているかというと↓です。

手帳の中で一番使用頻度の高いページがバーチカルページです。デスクワークをしているときは、常にこのページを開いて書き込みや確認を行っています。仕事先でも、移動中でもサッと開いて書き込んでいるのがこのページです。

何が書いてあるかというと、下記の内容です。
①その日のスケジュール
②購読しているメルマガにある著名人の言葉の書き込み
③打ち合わせ内容
④作成する報告書のポイント
⑤ブログネタ、原稿ネタ
⑥備忘録(電車などの時刻、料金、電話番号など)
⑦TO DO LIST
⑧1週間のアウトプット

1日1ページの元情報になっているものもありますが、⓼以外は特に内容を固定化していません。共通しているのは、中間貯蔵的な内容ということです。

つまり、報告書や企画書作成など次工程に必要な内容をここに書いています。ちょっとしたことを、あっちのメモ、こっちのノートと、決めずに書いていたら探す時に大変です。
探す手間を省こうと思ったら、書く場所を決めておくこと。そして、その場所になければ書いていないということになります。


いろんなことが書いてありますし、この1週間の仕事の中で必要なことが書かれてあります。
もし、この週に出来なかったことや、次の週も引き続き活用する内容(電話番号や料金など)は、1週間の終わりに翌週のページに転記して、転記済みと明記しておきます。

パソコンやスマホと違い、すべて手作業で書き込んだり、消し込んだり、転記したりすることは面倒な作業ですが、その面倒な作業を仕事として行い習慣化しておけば、なんてことないのです。私はパソコンやスマホを開いて必要な情報を探す方が面倒です。

そして、このバーチカルページで一番大切にしているのは、右下の1週間のアウトプットです。1週間の終わり(日曜日)に、この週の出来事を振り返り特記事項を記録しています。この記録が、翌週の予定を立てることに繋がったり、継続して同じ研修を行うときの参考になります。また、1年を振り返るときも、このアウトプットの項目を見るだけで、全体の振り返りがスピーディに出来るようにしています。

自分自身が取り組んだことを、やりっぱなしにせず、必ず検証して加工や工夫を行うこと。「前の時はどうだったっけ?」と長い時間考えたり、思い出したりするほど残念な時間の使い方はありません。




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