記憶と記録に残る
昨日も雨が降り続いていて、午前中はJRが全線運転見合わせでした。
一昨日は大雨の影響で研修開始が遅れてしまったため、昨日は早めに家を出ました。すると、早く着きすぎてしまい、会場近くのカフェでコーヒーを飲みながら研修前の最終確認をしました。
直接関係ないことでも、目的を持ってとことん取り組んでいると、自分を印象づけるモノになったり、仕事に繋がっていきます。
私の場合は、手帳やノートの活用です。
毎年、ほぼ日手帳を使っています。
以前から、紙の手帳を自分なりの工夫で使っていましたが、10年前からこの手帳に変えて使い方をいろいろ工夫していくうちに、手帳の使い方とともに、記録した内容の整理も、タイムマネジメントも、表現力も磨くことができています。
会社に勤務していた頃、先輩から、「なんでも10年続けているとモノになる」と言われていました。その言葉通り、研修講師として独立後、10年くらい経った頃から、自分らしい仕事の進め方になってきました。
手帳の使い方も、使い始めて7年目くらいから、独自の活用が出来るようになりました。
そして、昨年は、Yahooニュース取り上げていただきました。
今では、手帳は私の大切な仕事のパートナーになっています。
継続が、私のことを知ってもらうことにつながっています。そして、それが仕事へと発展していきます。
三年前から大学の就活手帳の制作に関わっていますが、依頼してくれた友人私と手帳の活用についてよく知ってくれていたからでした。
先日も、就職支援団体の方から、女性の再就職講座の講師依頼がありました。
再就職というと、マナーやコミュニケーション、面接や履歴書作成対策など必要なことですが、ありきたりなテーマになりがちです。
「他にも必要なことがあるのでは?と考えたときに、手帳を使いこなしている大西さんのことが浮かびました」と担当の方が依頼の経緯を話してくださいました。
リッツカールトンの元日本支社長である高野登さんが、よくセミナーでブランディングについて話されています。
ブランディングとは、⚫️⚫️といえば○○と思い浮かぶこと。
人の記憶や記録に刻まれることとともに、期待に応えて続けながら、クオリティを高め信頼され続ける存在であること。
とおっしゃっています。
最初は誰でもゼロからのスタートです。
しかし、続けていれば必ず出来るようになるし、真似し続ける中で自分なりの工夫が生まれてきます。
変化の激しい時代ですが、変化に素早く対応するだけでなく、途中で投げ出さず時間をかけて取り組むことも必要です。
そこには、早いとか遅いとか、年齢がどうのとかは関係ないと思っています。
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