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キムタクダンベル体操 9か月で14㎏減(1)
はじめに
ダイエット_って、辛くて苦しいイメージがあるでしょ?
だって、辛いこととか我慢することってはイヤだよね?だから私も、いつも失敗していました。
チョッとは痩せるんだけど,すぐリバウンドしてちょっとずつ体重は増加。そして、いつのまにか,「病気」になってしまっていました。
さぁ大変だ!!マジ痩せなきゃいけなくなった!
ダイエットのホントの意味はね、『政策』ってことなんだって?そこで考えた。きちんと目標を立てて、続くような演出を考えたら成功するんじゃないかな~?それが、始まりだったの。そして、見事大成功!それも、とっても楽しいダイエットになった♪
さて・・・では、わたしが,どんなふうにダイエットに成功したかをお話しします!
この記事は、1998年8月に、婦人公論に掲載された「ダイエット体験談」を加筆修正しました。
§1 体重がぁ~~~~~~~~~~~~~~
ことの始まりは、1997年の8月。朝目覚めて、立ちあがろうとした途端、膝がガクッ!!っとなったんです。
そして、階段の上り下りがつらくて、手すりや壁づたいにソロリ、ソロリという状態!
最初は、連日の暑さのなかで立ち仕事が続いていたから、疲れたかな?と思う程度でした。
でも、何日たってもいっこうに治りません。
それどころか、膝の痛みをかばうようにして、前傾姿勢で歩くので、だんだん腰も痛くなってくる始末でした。
そんなワタシに夫は、
夫「最近、また太ったんじゃないか?」
私「そんなことないよ!変わってないってば!」
焦って否定したものの、それは事実だったのです!
“身体が重いな~”っていうのは、感覚的にわかっていました。でも、恐くて体重計に乗れなかったのです。
しかしその夜、意を決して体重計に乗ったワタシは、愕然となりました!
な、なんと、1ヶ月で3㎏太っていたのです。
そして、体重はとうとう60キロの大台にのってしまっていました。
60㎏というと、次女を出産する直前の体重です。( ̄□ ̄;)!!
猛暑続きで、仕事以外のときは家でゴロゴロ。そして、アイスクリームやジュースをせっせと口の中に運ぶ毎日が続いてたのが原因でした。さすがにそのショックが大きくて、その夜は、なかなか眠ることができなかったのです。
§2 そ、そこまで言わなくても…(T^T)
しかし、ショックはさらに続きました。
9月に入り、勤務している専門学校の2学期が始まった日のことです。
「そのスーツ、ピチピチでかわいそうだねぇ~。夏休み気が緩んでてあなた太ったでしょ(笑)」
あまり親しくもない同僚の男性講師から、突然、鋭い指摘を受けました!
ワタシは、笑ってごまかしたものの表情は、氷のように固まってしまっていました。
しかし、しかし、、さらにショックは続きます。
何気なく受けた病院での健康診断で出た結果が、これまた最悪の内容でした。
体重 61.0kg
体脂肪率33.1%(17~27)
総コレステロール330 (130~220)
中性脂肪180 ( 28~160)
体重だけでなく、体脂肪率、総コレステロール、中性脂肪と、どの項目も『肥満』の領域に到達していた。
「あなた、このままでいくと、何年か後には間違いなく成人病になるわよよ!」
そう言って、医師は私のカルテに、『高脂血症』のハンコをデカデカと押したのでした。
単なる『ポッチャリ』でも『ちょっと太り気味』でもなく、もうここまでくれば病気なのです。
「あなたの身長だと、理想的な体重は49㎏なんですよ。つまり、12㎏減量しなくてはいけませんね」
“痩せなきゃ!”
このときばかりは、真剣にそう思いました。 (つづく)