誰もがやらないレベルでやると…
次女の影響を受けて、来年からほぼ日手帳を使おうと思っていた2011年11月。高野登さんのセミナーを受講しました。
セミナーの中で高野さんが
「誰でもできることを、誰もがやらないレベルでやることで、その他大勢から抜け出せる」
とおっしゃっていた言葉を受けて、
私はまず、手帳をとことん使い倒してみよう!と思いました。
2012年1月から手帳に毎日記録をつけ始め、2013年11月に再び高野登さんのセミナーに参加する機会を得ました。
休憩中に、高野さんに
「昨年、高野さんがおっしゃっていた言葉に従って、手帳に毎日記録をつけるようになり、たくさんの気づきや学びにつながっています」と話しながら、分厚くなった手帳をお見せすると、高野さんは
「実践している人、成果に繋げた人がここにいらっしゃいます」
と、みなさんに私のことを紹介してくださいました。
それ以来、高野さんにお会いするたびに、皆さまに「手帳と言えば大西さんです。この人の手帳すごいんですよ」
と、皆様に紹介してくださるようになりました。
やると決めたら10年は続けてみる!
10年続けてみたら、必ず何かが変わり、自分の力になるはず!
私はいつも、そう考えていろいろなことを実践してきました。
手帳をつけ始めて9年経った頃、積み上げた手帳を写真で撮り、Twitterに投稿すると、
ほぼ日手帳を世に送り出された糸井重里さんから、引用ツイートしていただいて、一気にいいねが増え、
ライターさんの目に留まり、Yahooニュースに紹介していただきました。
そして、昨年、長年、手書きと記録にこだわり、自分なりのノウハウを構築してきた内容を一冊の本にまとめ出版することができました。
出版という目標を、自分が実践を通して編み出した内容で達成できて、本当に嬉しかったです。
愚直に継続しつづけ、改善と工夫を繰り返してきた成果。
いろんな方の目に留まり、ご協力やご支援をいただいたおかげです。
誰もができることを、誰もができないレベルでやる
奇抜なこと、特殊なことでなくても、とことんやれば必ず何かが変化します。
変化の激しい世の中、その変化に振り回されず、ぶれなく自分らしく歩むためには、時間がない、あれもこれも、やらなくてはと思うのではなく、時間をかけてじっくり取り組むことの方が大切だと私は考えています。
あと7年で70歳。
70代をどのように自分らしく生きるか?考えただけで、ワクワクします。