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出版について 4
「まいどなニュース」「Yahooニュース」に著書を紹介していただく際、メールインタビューを受けた内容をご紹介しています。今日は、最後に尋ねられた質問「本書を通じて読者に伝えたいこと」とインタビューを受けて気づいたことについてです。
―――本書を通じて読者に伝えたいことは?
毎日、自分の中に様々な情報が洪水のように押し寄せてきます。
しかし、年齢に関係なく、人の記憶には限度がありますから、全ての情報を記憶することはできません。また、人間はコンピュータと違って、頭の中で情報や考えや気持ちを整理することもできません。
頭は、記憶に使うためにあるのではなく考えるために使うものです。深く考えるためには、頭の中にあるものを書き出してみる。それがメモの役割です。
書いた内容を活用しやすくするために、私はどのようにメモを取っているかを振り返ってまとめたのが、「メモの8つの基本ルール」でした。(本編60~69P)普段からメモを取りすぎて見直したり探したりに時間がかかっている人も、この8つのルールは有効です。
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また、この8つのルールは、「今まであまりメモを取っていなかった人」「メモの習慣をつけたい人」にも、負担なくメモが取れるようにまとめたものでもあります。
先日も、専門学校の学生に「テストやレポート作成がスムーズに行える講義ノートの取り方」の講義を行いましたが、8つのルールには関心が高かったです。
「メモしたことに日付を書いておくと探しやすいし、思い出しやすいですね」
「たくさん書くのは面倒くさいと思っていましたが、必要なことを選べば書く負担は減るなと思いました」
「いつもテスト前にノートを見返してもさっぱりわからくて困っていましたが、これを実践しながら『使えるノート』にしていきます」
大切なのは、手書きでメモを取ることではなく、書くこと、書かなくていいことが判断しながら活用したいものをササっと記録しておくことです。
そして、スッキリした頭で仕事や人間関係を発展させるためにアイデアや工夫を考え、限りある時間を、自分らしい仕事やイキイキと生活するために使ってほしい!メモはその一翼を担ってくれます。
それが、この本を通じて私が一番伝えたかったことです。