「5年日記」の思い出
今日から仕事始めでした。週明けに提出する資料がいくつかあって、今朝は早起きして机に向かっていました。
ただ考えているばかりでは、時間がもったいないので、帳簿の整理をしながらです。確定申告の時期は、仕事が立て込むので、年末から年明けには作業が終わるようにしています。
請求書や伝票を見たり、貼り付けたり、転記したりしていると、作成している資料のアイデアが浮かんだりします。
昨日から、新しい手帳を使い始めました。いつもは、1日の終わりに15分くらいかけて残しておきたい記録をページにまとめています。でも、お正月3が日だけは、1日中、手帳を開いています。
”今年はどんな内容を、どんなレイアウトで書こうか?”を決めるのがお正月の3が日なんです。
決まっている仕事や出張、打ち合わせ、ミーティングなどのスケジュール、よく利用する電車の時刻や、お客様の連絡先なども転記しておくと、お正月明けから、メインでフル稼働してくれます。今年も頑張ってくれよ!
今年はもうひとつ手帳を使っています。それは、「ほぼ日5年手帳です」
「ほぼ日手帳を10年使い続けたら、5年手帳を使おう!」と決めていました。
実は、亡くなった父も、写真店を始めて店を閉めるまで、40年近く「5年日記」をつけていたのです。
父は、仕事と夕食を終えたあと、作業場の一角にある自分の机に向かって丁寧に記録していました。どんなことを書いていたのかはわかりません。
父が亡くなったあと妹が全て処分したので、もう見ることができないのですが、ときどき「去年の今日は、こんなことがあった」と嬉しそうに話してくれることもありました。
一つのことにじっくり取り組む父の姿を、飽きっぽくて、落ち着きがない私は、「すごいなー。真似ができない!私はお父さんの子じゃないのかもしれない」なんて思いながら見ていました。
でも最近、考え方も仕事への取組み方も、私は父にそっくりだなと思うようになりました。直接教えられたわけじゃないのに不思議ですね。
5年後に、この日記がどんなふうに変化するのか楽しみです。