見出し画像

カメラを持って人を撮るときの配慮と迷い

コンデジを持ち歩く生活を始めてから半年くらい経ったかな。
きっかけはオーストラリア旅行に行く際に街並みやビーチの風景をスマホ以外のカメラで記録したいというところからだった。
なんとなくiPhoneで撮るのじゃ味気ない気がして。


それで実際に1週間の旅行中常にカメラを持ち歩き、撮りまくってきたんだけどここで思うわけ。

人ってどこまで撮って良いのか。


もちろんのことだけどプライバシーの侵害はしたくない。
俺だって勝手に撮られたら嫌だし、おそらくそう思う人が大半だろうし。

パッと思いつく対策としてはスナップを撮る際に撮影の許可をとること。
最近SNSのショート動画でもよくみる「すみません、ちょっとスナップとっても良いですか?」というやつだ。

でもこれって”パーソナルな部分にフォーカスする”ポートレート的な写真、あるいはファッションスナップ等の撮影をする場合に必要な手順だ。

俺がやりたいのは、その場その時のムードを写真に収めるということ。
瞬間を切り取りたいのにいちいち画角に映るひと全てに声をかけて、さらに声をかける前と同じように自然な振る舞いで写ってもらうなんて現実的じゃない。

だから俺は勝手に撮る。言ってしまえば盗撮だ。

でもただ気をつけていることがあって、人の容姿が確実に判別できてしまう写真は撮らないこと。だから正面から顔が見えるくらいの明るさで写真は撮っていない。だいたい後ろ姿だったり歩いている姿をパッと撮る。気づかれないようにパッと。

こんな感じ。

人を主に撮るというよりは要素の一部として撮っているというか、パーソナルを出来るだけ見せないように写している。

俺も今の今まで知らなかったんだけどこういう被写体に気づかれないうちにパッと撮る写真のことを「キャンディッドフォト」と言うらしい。

このやり方はやはり過去にいろんな問題が起きているみたいで少し調べたんだけど、結論として思ったのは、プライバシーを侵害しないこと。それから”行い”としては盗み撮りと同じことなので間違っても加害性を孕んだ撮影をしないこと。に尽きるかな。

ガイドラインとして細かく書いてくれている人がいてかなり参考になったので貼っておきます↓


これからも他人を撮りつつ、でも他人に迷惑をかけないようにカメラ生活を楽しんでいきたいね。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集