我が家の入眠儀式〜ナイトルーティーン・グータッチ

みなさまにはお決まりの入眠儀式、ありますか？

「入眠儀式」とは、読書やストレッチなど、夜寝る前に行うルーティンのことです。
こどもたちが小さい頃は、絵本を読んでからの子守唄＆トントンがいつもの儀式。
おやすみスイッチが入って、すーっと眠れる素敵な習慣でした……( ˘ω˘)ｽﾔｧ

そんなこどもたちも、はや小学生。
漫画を読み始めたり２人でお喋りして大爆笑したり。もうトントンしたって寝やしねぇ。
「ぼくたちだけで寝るね！」という日もあれば、「お母さん一緒にベッド来てよ」という日もあります。
そんな我が家の現在小４＆小２のナイトルーティンをご紹介します。

＊

まず我が家の寝室事情。
主寝室にベッドを２つ並べ、私次男長男の順で寝ています。
(暑がり＆超絶早寝の夫はリビングの主なので基本不在です)

え、小４なのにまだ一緒に寝てるの？
というお声が画面から聞こえてきそう……。
そうなのです、我が家はまだ一緒に寝ています。
早く子供部屋のベッドの準備をしようとはしているのですが、なかなかいいベッドに巡り合わず、現状維持という感じです…。

甘えん坊になるのでは？というご意見もあると思います。
一般的には小１くらいで子供部屋を作って、寝室を分けたりするんでしょうか。
でもうちはこれでいいと思ってます。
共働きで、帰宅後もバタバタ。こどもも宿題したり遊んだり、リビングではテレビや動画が流れてて、なかなか家族みんなでゆっくり団らんする時間もありません。
きちんと子どもたちと向き合える時間が少ない。これが正直なところ。
そんな中、夜ベッドで一緒に横になって、お布団の中でたわいもないお話をする。そういう時間がとっても貴重で、愛すべき時間なのです。

話を戻そう(ぺこぱ)。

最近では子どもたちだけで寝室に行くことも増えました。
今では２人を寝室に見送ったあと、ゆっくりとお風呂に１人で入ることも。なんて贅沢タイムなんだ…。
でもね、お風呂から出るとね、スマホに鬼のように着信が入るんですよ。
画面を見ると、

「自宅」。

そう２階の寝室の子機から、私のスマホに電話をかけてくるのです。
電話を取ると

「おかあさーん？」
「お母さんなんしよん？」
「はよ上がって来てよ」

寝室に入ると、寝落ちしているときもあれば、２人ともテンション高めで出迎えてくれることもあるし、長男だけが即寝して次男だけが１人で起きていることもあります。
やれやれ…(可愛いなぁ)と思いつつ、電気を消してエアコンや扇風機の設定をし、隣に寝そべり「おやすみ」をします。

私の隣をゲットするのは次男が多めです。
「お母さん、背中かゆいけんさすってくれん？」というリクエスト付き。
アトピー持ちの２人。本当に肌荒れでかゆそうなときもあれば、「かゆいの嘘やろ」と思うときも。少し大きくなってきた背中をさすってあげます。
そんで自分の手のひらがぽわっと温かくなってくるのも気持ちいい。
そのまま次男の背中やおなかをなでなですると、すーっと寝入ってくれます。
可愛い。寝るときに少し半目になるのすらも可愛い。

長男は私の隣をゲットできないので、長方形の枕を「これがお母さん２号じゃ！」と言い張り、抱き枕のように使用しています。どんだけ。
私の手が空いてるのを見つけては、「ちょっと頭なでなでしてよ」とリクエストしてきたり。
もう４年生なのになぁ、という気持ちと、まだまだ10歳やなぁという気持ち、どっちもあります。
でも私自身が全然嫌じゃないので。まだ甘やかしています。心身ともにすくすく育ってくれるなら、安いもんさ。
本人がよければオールオッケー！

＊

そして最近新しくできたルーティンがあります。それがグータッチ。

以前は登校前の朝のルーティンでしたが、いつしか自然消滅をしていました。
初めてグータッチなしで「いってきます！」と言われたときは、少しショックだったな。

それがなんと、復活したのです。
夜子どもたちと一緒に寝室に向かい、おやすみをしてから１階に降りようとしたとき、なかなか離してくれない日がありました。
そのときになんとなしに「久しぶりにグータッチしよか」と提案してみたら、２人ともノリノリでグータッチしてくれたのです。
しかもそれまでの適当なグータッチではなく、きちんと手のひらや拳を合わせる、大人みたいなグータッチが出来たのです。感慨深かったな～！

「なんかフュージョンみたいやな(笑)」

と言ったところ、こどもたちに火がつきました。

「俺も！」
「俺ももう１回！」
「うわ～ちょっとずれた！フュージョン失敗やん！笑」
「次！次俺も！」

ちなみに一連の流れとしては
①拳上から(と下から)
②拳下から(と上から)
③手のひら同士
④手の甲同士
⑤グータッチ
⑥手のひらパラリラ〜　です。

なぎお家グータッチ作法

いかにきれいなパンッという音を出せるか、いかにきれいに最後のグータッチが出来るか。毎晩競うように行っています。
グータッチの再来です。
きれいに出来ると、「はいおやすみ～」と子どもたちから言ってくれるようになりました。満足そうで、こちらも嬉しい。

グータッチの歴史を感じます。

こどもも嬉しいけど、親の方がこっそり喜んだりしてるんだよね。

＊

みなさまのおうちにも、入眠儀式ありますか？

以前書いた記事もそっと置いておきます。
今より少し幼いこどもたちのことが書かれてて、読むと懐かしい気持ちになれました。

みなさまも、今宵も素敵な夢を。