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次男8歳のお話13〜チーム次男発足!


先日久しぶりに次男の行き渋りがありました。
私もたまたま休みだったため、そのまま休息日に。

まあその日、算数のテストがあったんですよね。

「テスト嫌なんよ」
「難しいもん、ぼく10点しか取れんのよ」

ぽろぽろと次男の思いを吐き出してくれました。
読み書き障害の次男は、問題を読むのも少し時間がかかるし、文章の意味を理解するのに更に時間がかかります。
算数や国語の文章問題になるとフリーズしてしまうのです。
いつも「ぼくできんもん」と言ってしまう次男。きっと問題を解こうとすらもしてないんじゃないかしら。
正直に言うと、どのテストも空白欄が多く、白っぽい解答用紙に仕上がっています。

本人もいろんな気持ちを抱えてると思う。きっと悔しいよね。
テストなんか何点でもいいよ~!とは伝えてはいますが、
長男は「お母さんテスト見て!また100点やけん!」と持ってくるし、 周りのお友達だって高得点の子たちもたくさんいるもんね。
私が適当に励ましたって、本人のその気持ちはなくなる訳じゃない。

先日は発達支援の先生と面談させて頂きました。
以前から次男のことをご相談させて頂いているめだか先生。
1対1で専門の先生に見て頂けるのが本当にありがたい。

「テストで10点しか取れんもん」

めだか先生に次男の発言をお伝えしたところ、
「いい!向上心があって素晴らしい!」とお褒め頂きました。
次男の気持ちの表面しか見えてなかった私には、目からウロコ。
そうだ、次男はもっと高得点を狙ってるんだ!
さすがめだか先生です。なんて素敵な見方なんでしょう。

お試しで何度かお教室を実施して頂いて、この中で次男が取り組んだひらがな片仮名のプリントをいくつか見せてもらいました。
想像以上にマルがついてるな〜と思いながらめくっていると、1枚の文章問題のプリントが。

なんと自分で問題文を読み、自分で文章を組み立て、正確に解答していました。

めだか先生曰く、全部自分で頑張って解いていましたよとのこと。
国語のテストの文章問題なんか、これまで1回も記入したことなかったのに。
自分で読んで、記入欄を埋めて解答し、更にマルをもらっている…!

そのプリントには
①拡大コピーで文字を大きく、
②問題文の漢字にはふりがな、
③解答がひらがなでもマルにする、という配慮をして頂いていました。

次男が自分でゆっくり読んで、ゆっくり問題を理解し、文章題から答えを探し出す。
ふつうの人は30%くらいの力で出来ることでも、次男にとっては150%の力が必要なのです。
見せていただいたプリントから次男の頑張りが伝わってきました。

めだか先生からも、
「彼は出来ますよ〜!
 スイッチが入ったらきちんと解けてます!」
とお墨付きを頂きました(拍手)。

お教室のプリントを見て1人で感動してしまいました。
そういった結果から、テストの拡大コピーとか、問題の分割とか、いろいろ配慮して頂けそうです。学校側で検討しますとのこと。
支援のご相談をしてよかったなと心から思いました。
動き出してきたぞ。


最近はいろんな方にお話しを聞いていただいてます。
次男の心配ごとを聞いてもらって、アドバイス頂いて、本当に救われてます(主に私が)。
ありがたいです。
私達だけではここまでこれなかったし、担任の先生とだけではきっと難しかったと思います。
担任の先生、教頭先生、支援員の先生、めだか先生。
みんなに支えて頂きながら、チームとなって次男をフォローしていけたらいいな。
いざというとき手を差し伸べられるかどうなんだ!(B'z/Brotherhood)

チーム次男、発足じゃあ〜!


久しぶりに今日のBGM。みなさん大好きBrotherhoodです。
走らなきゃ歩けばいいんだよ〜!

BROTHER 生きていくだけだよ
ためらうことなど何もないよ 今更
走れなきゃ 歩けばいいんだよ
道は違っても ひとりきりじゃないんだ
baby, We'll be alright…
We'll be alright…

B'z『Brotherhood』



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なぎお
ここまで読んでいただいてありがとうございます。今日も良い日でありますよーに。