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力業で突き抜けるとかっこいい

こんにちは。
今日はものごとの『正しいやり方』について、考えてたことを体験をもとに書いてみました。

好きなことなら「正しいやり方」にこだわらなくていい

創作や好きなことに関しては、この方が物事が進みやすい。
最近しみじみ、こう考えるようになりました。

僕はうまくいかないとすぐ「やり方が間違ってるのかな」と思って「正しいやり方」を調べ始めてしまいます。
(すごくわかりやすく例をいうと「絵が上手くなる方法」を調べるみたいなこと)

そのままやり続ければいいだけなのに、調べないと気が済まず、気がつくと本来やりたかったことが止まってしまっています。

(これも「もや」でしょうか)
※参考:昨日の記事「もやの正体

「正しいやり方」にとらわれると前に進めなくなるので、ある程度、参考程度に考えていくほうがいいのかもしれません。

「正しいやり方」は効率である(たぶん)

正しいやり方というのは、過去いろんな人が同じ経験を繰り返してきたことで生まれた「こうした方がいい」のまとめで「効率」みたいなもの。続けていけば自然と気づけるものかもしれません。

だからそれほど大事ではないんですよね。
やりたいことを止めてまで、力を入れる必要はないはずです。

それに創作や好きなことをやるのに、効率ばかりに目が行くのは野暮ってもんです。
(ですよね…?)

仕事なら有効(確信)

仕事だったらまったく逆で、常に「正しいやり方」や「いい方法」を探し続けます。効率を上げる必要があるから。
(むしろそこに時間と労力を使ってるかもしれません)

仕事でパソコンを使うなら、早くキーを打つ方法を調べるし、ショートカットや辞書登録を駆使して素早くメールを返信。

デザイン作業なら時短できそうなツールの機能やプラグインを調べて導入したり、他の良いデザインをたくさん調べて、見て参考にしたり。

デザインの仕事しながら常に、効率化できることはないかって同時に考えています。
(楽できる方法を、苦労して探求)

力業(ちからわざ)で突き抜けるとかっこいい

最近絵を描きながら思い出したことがあります。

昔キャリアスクールでイラストレーターコースを受講していたクラスメイトが「僕、絵上手くないんです。単純な形しか描けません。」と言ってたんですが、自主製作課題で持ってきた作品にその場の全員が度肝を抜かれました。

みんなの作品がA4~A3くらいサイズのところ、彼が持ってきたのは畳半分くらいの大きな布地のキャンバス2枚。これを広げると、巨大なでっかいトカゲの顔が描かれてました。よく見ると、全部うろこや柄の一つ一つすべてが『小さな丸』です。

みんなからすごーいって言われて照れていた彼、めちゃくちゃかっこよかったです。

思い出して「表現の探求に正しいやり方は必要ない」って言われたような気がしました。

「正しいやり方」より「没頭」

「正しいやり方」はツールを使いこなすとか、そういった意味では必要な時もあると思いますが、おまけ程度に留めます。それよりも好きなことをやる時間を楽しむほうが大事ですよね。

『トカゲを描く方法』で調べて描いた絵と、「なんか丸いっぱい描くの楽しー」からの「うわ、なんかトカゲっぽくなったすげー!」で出来た絵と、どっちが面白いだろうか。人を驚かせるだろうか。

自分でもわからないところに着地するような気持ちで、作品を作っていきたいなと思いました。

では、また。


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杉江慎介
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