ダンスについて、ひとりごと。
引きこもり生活も、ひと月近くになってきてすごく慣れてしまってこのままでも良い気がしてしまう反面、このままではいけない、何かをしなくてはいけないという焦燥感にもかられてしまう一面が出てきた。
時間ができるとどんどん予定を詰め込んでしまう性格なので、家に引きこもっていてもどんどんマイルールを作ってなんだかんだ忙しく過ごしている。
朝は太陽礼拝からヨガ、そして筋トレの1時間コース。読書の時間、受講している講座の復習の時間、合間に闘病中のペットのウサギの給餌が日に4回。Zoomでのレッスンを始めたので、レッスン要望をできるだけ取り入れているのでその準備もあったりする。もちろん睡眠時間もしっかり確保したい。こんな時だし。
おかげで、暇に殺されることもなく、なんとなく忙しく過ごしている。
ただ、本業だけができていない。私は社交ダンスのインストラクターが本業なのだけど、社交ダンスは人と触れ合って踊るので、もちろん絶賛休業中。だから、しばらくずっと、人に触れていない。寂しいなあ。
Zoomでやっているダンスフィットネスのレッスンがあるので、踊るチャンスはあるのだけど、やっぱり、やっぱり社交ダンスは違うんだよなと改めて感じてしまう。人と触れ合って踊るというのは、自分の思い通りにならないからこそ面白い。会話のように、相手から来たものを受け、うまく返して繋がりができてくる。やっぱりこれは一人ではできないんだよなぁ。
そして、人に触れるというのはオキシトシンという幸せホルモンが分泌されるきっかけになるので、(ダンスの中で喧嘩になることもなくはないけど)、人と踊ることで充足感を得られたりもする。
色々考えたけど、やはり社交ダンスのオンラインレッスンというのは難しい。触れないと伝えられない部分が多すぎる。だから今は難しいね。
とはいえ、フィットネスという副業をやっていたからこそ、引きこもりの状況下でもなんとなく仕事っぽいものを続けられることはありがたい。(そして受講してくれる生徒にも感謝!)
現在、ヨガインストラクターの養成講座を受けているので、うまくいくと夏頃にはヨガイントラデビューもできるかな。できることが増えると、勉強しなきゃいけないことも増えてくるので大変だけど、仕事のチャンスを増やしておくという事は、想定外のことが余裕で起きてしまうということが身をもってわかった今となっては、いつかのために保険をたくさんかけておく事は必要だ。
本業については、コロナ自粛期間が終わっても、ペアダンスという性格上、触れ合うことに抵抗ができてしまう人は一定数いると思う。でも社交ダンスという繊細で美しく、人を魅了してしまうダンスの文化を大切にしていきたいと思う。
長引きそうな気もする引きこもり期間に、非力ながらダンスについて何ができるかを考えているところ。
それと、今は先が見えなすぎな気がするけど、いつだって見えていなかったのは確か。言い訳をたくさんしてしまう情けない自分自身のこれからのことも、たくさん考えないと。