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#4 北野ゆか(chuLa)を語る

北野ゆか。chuLaのばぶちゃんレッド担当。

北野ゆか

いつもステージで華やかな笑顔を振りまくゆかには前世がない。新メンバーとしてアイドル活動をスタートした2020年当時、chuLaは既に一定の人気を獲得しており相応のレベルを求められていたはずだ。厳しいオーディションを勝ち抜き、メンバーの中でしっかりと自分のポジションを確立しているのはアイドルとしての才能を見事に開花させた証である。人生の岐路で大きな決断をしてから最大限の努力を続けてきているであろうことは想像に難くない。

アイドルという存在に決まった定義はないというのが私の持論である。憧れの対象であったり、理想の女性像であったり、架空のパートナーや友達のように慕ってもいい。神格化している人もいれば、純粋にパフォーマンスが好きというファンもいるだろう。

ゆかの凄いところは、こうした百人百様のファンの求める偶像に染み入るようにハマってしまう多面性を持っていることだと思う。多才・多趣味・博識といったバックボーンがあるからなのかもしれない。ここでは割愛するが、彼女はマルチな才能の持ち主である。とりわけ手先が器用で職人の気質も持ち合わせている。ゆかがどんな世界を持っているのかは、実際に彼女に会って確かめて欲しい。

ゆかはchuLaとしては珍しく水着グラビアの仕事も精力的にこなしており、時折その健康的で美しい肢体を披露してくれる。決してお色気担当というわけではないと思うが、持って生まれた類稀なる芸能センスに加え女性としての魅力を武器にできるのは大きな強味である。

ゆかと会話を交わすとたちまち彼女の世界に引き込まれる。頭の回転が速くワードセンスがいいので旧知の仲だったかのように錯覚してしまう。小柄ながら均整のとれたプロポーション。美しい黒髪に白く滑らかな肌。こぼれ落ちそうな大きな瞳。そして可愛らしさの中にしばしば大人の女性のあでやかさを見せる。そんな彼女に上目遣いで甘く囁かれたらお手上げである。

パフォーマンスも素晴らしい。彼女のダンスは膝の位置が高くぴょんぴょんと跳ねるように軽快で、見ていると楽しくなってくる。ダンス中はほぼつま先だけで立っていて、ステップの足の運びのキレがいい。手の振りもパワフルで、全身を使ってダイナミックに踊る。最近髪をバッサリ切ってボブになり賛否両論あるようだが、彼女の活発なイメージにとても似合っていると思う。

ゆかの歌声はビブラートがバッチリ決まった時が最高に美しい。以前「美声だね」と伝えた時は否定されてしまったので、もしかしたら本人的には自信がない部分なのかもしれない。私のいう美声というのは、聴くと脳が震えて体が痺れるような感覚になる心地よく響く声のこと。ゆかは間違いなく美声の持ち主である。伸びしろはまだまだあると思うので、今後さらに磨きをかけてますますオタクの胸を熱くさせてくれるだろう。

天真爛漫そのものといった表情も見逃せない。いつの瞬間もあどけない少女のような輝きを放ち、見る者を惹きつける。ステージで煽る姿はどこか健気で、守ってあげたいという感情が湧いてくる。

ゆかはよく「あざとい」と形容されるが良い意味でその通りだと思う。本人が意識していなくとも、心を揺さぶる魔力がある。これは私だけの感覚かもしれないが、ゆかの顔は見るたびに雰囲気が変わる。同じようでも前とどこかが微妙に違う気がする。だから気になってまた見てしまう。これもゆかの魔力なのかもしれない。

ゆかは人の注目を集める星を持っている。ほくろ占いで最下位になるのも、ファンからのダメ出しで1位になるのも、要所要所でやらかすのも、彼女が「持ってる」からである。目立った者が生き残る世界、応援されなければ生きていけない世界で、狙っていなくても目立ってしまう存在感がある。

北野ゆかは見る者を応援したい気持ちにさせる「天性のアイドル」なのだ。

☆chuLaは2024年3月をもってメンバー8名全員が卒業し、現体制を終了することが発表されました

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