独裁政治とは?
1977年にスペインで発売された本の復刻版を日本語訳にした絵本です。
独裁政治とはどんなものなのかをわかりやすく説明してくれています。
なんだか恐ろしそうなイメージの言葉 が 題名に入った本が
うちの長女は大好物で 私も大好きです。
「独裁政権とか、権力をもって好き放題やっている人間とはどんな考えをもっているのかに興味がある。」
そんなあなたに この絵本。
独裁政権が いかに成り立たないのか
が わかりやすく記されています。
世界には 超優秀な人間が 沢山います。
でも そんな人でも 一つの国のすべてに決裁権をもって 国を運営していくなんて無理だよね。
権力って一極集中してしまうのは危険だよね。
国のことは国民全員で考えて より良い未来を作っていく方が みんな幸せになれるよね。
そんなことを伝えたいのかはわかりませんが、わたしはそのように感じました。
長女はどのように受け止めたのかはしりません が、 興味を持って読んでくれていたので 嬉しいことです。
でも独裁国家の国王に もし自分がなってしまったとして、途中で
あれ?
おもってたんとちがう。
なんて 思ってしまっても もう取り返しがつかないことを沢山やってきてしまったあとであれば もう あともどりできません。
やっぱり 民主的にやった方がいいと思うんだけど、、、
とか言ってしまったら、とりあえず元独裁者はなんらかの罪状がついて刑務所に入れられたり、拷問を受けたり、それまで独裁者としてやってきたことの 仕返しをされるだろう と 考えた時に 独裁者の立場だったら もうこのまま行けるところまで突っ走るしかないかぁ。
と、なりませんかね?
こんだけ差別をやめようだとか、寛容な社会にしようとか言っているけれども、
独裁者には 厳しいよね。
独裁者は他国か 次の政権の誰かに殺されちゃうしね。
だったら アメリカみたいに強い国が、
独裁者救済法とか作って
金正恩とか独裁者達に
すくっちゃうぜ?
もういいんだぜ?
強がらなくってもいいんだぜ?
と、手を伸ばしてやって 保護してあげればいいじゃない。
ある程度の自由もあげちゃうから こっちにおいでといってあげるのは無理なのかね?
おそロシアのプーチンくん、もういいよ。まじで、戦争やめて平和にいこうぜベイベーとはならんかね?
まぁ、ならんよね。
でもそれでも独裁者の最後ってあんまり良いものではないから、独裁者にむけて
ちょっと、ねえねえ、
もう無理するのはやめようよと、そんななにか優しい国際法があってもいいんじゃないかい?
独裁者って ワンマン経営の会社社長ににているよね。
ほんとうは誰かに助けてほしいけれども助けてとは言えない。
寂しいけれども、そんな弱さは見せるわけにはいかない。
だって、俺が弱みを見せたら、この会社は潰れるから、気が気でない。
そんな感じじゃないですか?
もうちょっと弱くてもいいじゃない。
だらしなくてもいいじゃない。
ていうかヨシタケシンスケさんの絵本を読めばいいじゃない。
みんなで金正恩にヨシタケシンスケさんの絵本を北朝鮮に送ればいいじゃない。
独裁国家がもうこの地球で生き残って超自由に生きることなんて、
まじでむりじゃない。
だからやめようよ。
と、この本を読んで思いました。
日本は独裁政治ではないけれども、
独裁政権ではあるよね。
今の日本で、自民党はすでにその状態にあって、
権力は一個人で所有してはいないけれども、自民党以外の政党が与党になると言うことがほぼ不可能な状態だよね。
公明党と連立与党って、おもしろいよね。
野党がもっと力を保つためにはどうすればいいんだろう。野党がもっと政治的につよくなって、政権交代もそこそこ頻繁に起こりうるような日本がいいな。
なんて、私はおもっておりますが、あなたはどう思うでしょうか。
2024年5月19日日曜日
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