行事が好きになってきた
紅白歌合戦に、箱根駅伝など年末年始の風物詩が大好きになってきた。
特に大盛り上がりするわけでもないが、転げて腰を抜かすような大どんでん返しがあるわけでもなく、常に少し楽しく、時々ワクワクする展開がある。
いろんなアーティストのショーを楽しみ、いろんな大学のストーリーにふむふむと頷くそんな時間が年末年始にぴったりだ。サッカー選手権で若い高校生のエネルギーを画面越しに吸い取るのも悪くない。
毎年毎年同じような光景を見て微妙な変化に一喜一憂する。平時の変化スピードが早すぎるのだから年末年始ぐらい変わらない何かに浸るのも悪くない気がしてきた。学生の頃は何が面白いのか全くわからなかったが、今はこのよさが少しわかる気がする。
変わらない味のラーメン屋のスープは本当は変化しているらしいし、出演者やメンバーは変わっているけれども、紅白や箱根駅伝がそこにあること、それが嬉しい。
今年はもっと季節の行事を楽しんでいきたい。