主体的なこどもを育成する
自律(自分で考えて判断して行動する)を失ったこども
自律を失うと、大人になった時に惨めな想いをしてしまう。それでも、親が良かれと思ってこどもに手をかける。心配だからといって次から次へと、失敗をさせないように手をかける。
例えば、朝、起きないからといって、心配になって起こしにいく。こどもからは「わかってる。うるさいよ」という言葉が返ってくる。それでも失敗をさせたくない親は、良かれと思ってサービスをしてしまう。与えられることになれたこどもは、サービスの質に不満を言うようになる。
みんながこういう生活をしていると、解決してくれるのは自分ではなく他人だと思うようになってしまう。
自律をうながす3つのセリフ
※必ず質問系にしてください。
①どうしたの?何か困ったことある?(聞き出す)
②どうしたいの?(意思を言わせる)
③手伝ってほしいことある?
これらは疑問形なので、こどもは自己決定していくことになる。