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2024年11月14日レコーディング「塔ノ岳登山」
朝食
菓子パン2 ハヤシメシ
昼食
しめじのペペロンチーノ
運動
塔ノ岳登山 15.90km
今回は塔ノ岳登山をしました。
前回登った丹沢山と同じ丹沢山地にある山です。
標高は1491m。
決して高くはないけれど1200mの登り道が延々と続きます。
「バカ尾根」と呼ばれる階段の続く大倉尾根を登ります。
その登山道の登ってすぐにテント場があります。
そこで久しぶりにテント泊をして登ることにしました。
今年も一度くらいは貼りたかったのです。
登り初めは日が落ちてからになってしまいました。
もともと遅く到着する予定ではありました。
しかし、不慣れな道中で迷いに迷い時間をロスト。
結局、真っ暗な中での登山スタートです。
何人かの下山者の方とすれ違い。
夜中でも歩く人がいるくらい人気の山です。
奥多摩とは全く違った印象を持ちました。
民家の間を縫うアスファルト。
登山口からすぐに丹沢名物の階段がスタート。
肌寒かった体もあっという間に暑くなり汗だく。
ヘッドライトの小さな光を頼りに真っ暗な山道を進みました。
目的地に到着。
当然、誰もおらず、真っ暗な中一人黙々とテント設営。
テントに入り込み寝転がるとやはり落ち着くものです。
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大倉高原テントサイト。
沢水とトイレ完備で地面は平ら。
人は常駐していませんが使用料は無料です。
木々の間から街灯りがのぞく居心地のいい場所でした。
家から近ければ毎週でも来たいくらいです。
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気が遠くなり時間を確認。
それを繰り返していたらいつの間にか朝の4時。
そんな感じの浅い眠りでした。
空はまあまあ星が見えました。
そこで露出を長く撮影。
肉眼よりもはるかにたくさんの星を見つけることができました。
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宿泊セットはそのまま。
軽食をザックに詰め込み山頂に向かいます。
朝の冷たくて新鮮な空気を吸いながら登山開始。
最近はいつも日帰りだったので、久しぶりの感覚です。
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何件かの山小屋を経由し、階段も本格的に。
「バカ尾根」と称されるのも納得。
秋の冷たい空気がほてる体を冷やしてくれます。
所々で見受けられる赤や黄色の紅葉。
木々の隙間から刺す青空。
自然の色彩を慰みに足取り重く階段を登りつつけました。
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やっと展望が開けてきた。
というときには青空はどこへやら。
すっかり雲に覆われてしまいました。
山頂でも結局雲は晴れず。
丹沢は今回も富士や南アルプスの展望を隠してしまいました。
残念。
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気を取り直して下山。
途中、たくさんの登山者の方と行き違いに。
塔ノ岳は本当に人気の山であることを実感しました。
延々と登り続けた階段を延々と降り続けテントに。
何かしらの成功体験が欲しい、とパスタ作り開始。
今まで失敗続きだった反省を生かし、工夫を重ねました。
結果、今までで最高の山パスタの完成。
丹沢近辺では鍋割山の鍋焼きうどんが有名です。
しかしそれに劣らない美味しい麺が完成しました。
ちょうどよく仕上がった麺の硬さ。
そしてイタリアンパセリの存在感は大きかったです。
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舌鼓を打ち、食事も終了。
名残惜しいですがテントを片付け、下山しました。
下山は上りと違って道も明るい。
夜山の忌避感は当然なく、すぐに駐車場に戻ってこれました。
今まで僕が登るのは奥深い山ばかりでした。
だから、街に近い丹沢は違和感を感じてしまいます。
でも、大倉高原テントサイトは居心地が良かったです。
予約なしで無料。
トイレと沢水とはいえ水場も完備。
地面は平らで展望もよく登山口から近い。
テント場として本当に魅力的でした。
もっと近場だったら鍛錬も兼ねて丹沢に通うのになぁ。