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【読書ブログ#1】『ドイツ人のすごい働き方』−ドイツ人から学ぶ、効率的で充実した働き方の秘訣−

今回は、西村栄基さんの著書『ドイツ人のすごい働き方』についてまとめた内容です。

先日、ふと立ち寄った書店で目に留まりました。「ドイツ人の働き方って、どう違うんだろう?」と単純に興味が湧き、手に取ってみた一冊です。

普段から、効率的な働き方や自分の時間の持ち方について考えることが多く、興味があったので、「もしかしたら、参考になるかもしれない」という期待を持ちながら読み進めました。


本のざっくりとした内容紹介

この本は、日本とドイツの働き方を比較し、ドイツ流の「働きすぎない」考え方や生活のバランスを、日本の職場環境や人間環境に合わせてアレンジした「新しい働き方」のコツを紹介しています。

効率よく仕事を終えて、自分の時間を確保することが大事だとされているドイツの働き方は、日本の「長時間働くのが当たり前」という考え方と対照的です。

読書後、「働き方改革」を推進し、自分なりの幸せを見つけるように考え方が変わっているかもしれません。


印象的なポイント①

「モノを置く場所を決め、使ったら元の場所に戻し、モノを増やさず、増えたら捨てる」

第2章より

ドイツ人にとって、整理整頓は生活の基本であり、「人生の半分は整理整頓」ということわざがあるほど、生き方の基本原則になっています。

整理整頓がもたらすメリットとして、探しものをするムダな時間が削減されるだけでなく、集中力の向上やストレスを減らす効果、生産性の向上が研究結果として明らかになっているそうです。

基本的なことを徹底しているのがドイツ流の片付けですが、これは誰でも習慣として身につけることができるのでおすすめだなと思いました!

印象的なポイント②

できることなら「仕事はしたくない」

第1章より

この言葉で、労働自体が嫌いなのかと思ったんですが、そうではなくドイツ人の多くは、仕事と私生活のバランスを大切にしているからだそうです。

日本に比べ、ドイツの労働時間は徹底されていました。「決められた時間内に決められた仕事をこなす」ために仕事に取り組む姿勢を根本から理解し、見習うべきポイントだと思いました。

また、仕事終わりの挨拶の違いが夜の時間の過ごし方を充実させる一言だと、新鮮な思いをしました。


主観的な感想

この本を読み進めるうちに、「時間の使い方」に対する考え方が自分とはまったく違うと感じました。

たとえば、日本では仕事が山積みであれば、そのまま残業して片付けるのが普通ですが、ドイツではむしろ「定時内で片付けられない仕事量なら、そもそも組織の問題だ」と考えるそうです。

仕事量を見直し、効率的に終わらせるための工夫をするのが当たり前とされているとか。この考え方には驚かされましたが、「確かに、その方が長期的にはパフォーマンスが上がるな」と改めて思いました。

また、「仕事の生産性を上げるためには休息が不可欠」というドイツの文化も新鮮でした。

新年の始まりは休暇を決めることから始まり、働くためにまず自分を整えることが重要視されています。リフレッシュできる時間を確保するのは「自己管理」の一部なんですね。

これは、仕事を効率よく進めるためには、ただがむしゃらに働くのではなく、メリハリをつけることが大切だと改めて気づかせてくれました。


この本をおすすめしたい人

  • 長時間労働から抜け出し、効率よく働きたい人

  • ワークライフバランスを大切にしたいと考えている人

  • 自分やチームの仕事の進め方を見直したいマネージャーやリーダー

  • 働き方改革に興味があるビジネスパーソン

この本は、特に「効率よく働きたい」「仕事と生活のバランスを取りたい」と考える人におすすめです。

ドイツの働き方を通じて、日本の働き方との違いや、仕事と休息のバランスを考え直すきっかけになるはずです。


まとめ

『ドイツ人のすごい働き方』は、「長時間働くことが当たり前」という考え方に一石を投じてくれる本でした。

ドイツ流の働き方を取り入れて、効率よく、そして自分の時間を大切にする方法を知ることで、仕事に対する新しい視点が得られるかもしれません。

気になっている方は、ぜひ一度手に取ってみてくださいね!


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